属性式とは、パス式で示すXML文書中の特定の要素ノードの属性ノードの値を示すための記述です。
属性式の定義を以下の図に示します。
図3.4 属性式の定義
注意
パス式の最後に、パス演算子“//”を記述する場合は、パス式の後ろの“/”を省略します。
“*”を指定した属性式は、関数の引数として使用できません。
検索式のキーワードにパターンを指定したときだけ、属性式に“*”を指定できます。
参照
日時関数の詳細は、“4.4 単一行関数(日時関数)”を参照してください。
パス式で指定した要素ノードの属性ノードの名前を指定します。属性名の前には@を必ず指定します。“*”を指定すると、パス式で指定した特定の要素ノードのすべての属性ノードを意味します。
注意
属性式中のパス要素に@から始まる要素名は指定できません。
属性式の記述例を以下に示します。
<company> <name>fujitsu</name> <employee position="chief"> <name>tanaka</name> <id>2000</id> </employee> </company> |
/company/employee/@position
“employee要素ノード”の属性ノード“position”の値を示します。図中の(1)“chief”を指します。