Data Effectorの処理結果をデータベースに格納する場合など、見出し行(項目名)が不要なときがあります。このようなデータ行だけの出力もData Effectorで指定できます。
パラメタを記載するファイル名または関数名について、以下に示します。
機能名 | パラメタを記載するファイル名または関数名 | ||
---|---|---|---|
基本コマンド利用時 | C API利用時 | 統合コマンド利用時 | |
抽出機能 | shunselectコマンドの出力定義ファイルにスキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | AsisAddQuerySelect関数のOutFileパラメタに指定 | 統合定義ファイルの処理条件定義部:Selectの |
連結機能 | shunreplaceコマンドのreplace用動作環境ファイルのOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | AsisInitReplace関数のOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | 統合定義ファイルの処理条件定義部:Replaceの |
集計機能 | shunanalyzeコマンドのanalyze用動作環境ファイルのOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | AsisExecuteAnalyze関数のOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | 統合定義ファイルの処理条件定義部:Analyzeの |
ソート機能 | shunsortコマンドのsort用動作環境ファイルのOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | AsisExecutesort関数のOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定 | 統合定義ファイルの処理条件定義部:Sortの |
以下に、shunselectコマンド利用時、出力定義ファイルを指定した例を示します。
検索番号2および3の結果は、見出し行とデータ行を分けて出力します。
1> /home/shunsaku/outdata/kekka1.csv 2> /home/shunskau/outdata/kekka2_header.csv;/home/shunsaku/outdata/kekka2_data.csv 3> /home/shunsaku/outdata/kekka3_header.csv;/home/shunsaku/outdata/kekka3_data.csv |
出力ファイルの例
kekka1.csv
"empno","name","date","expense","area","train","taxi" "19980120","鈴木太郎","2007年06月30日","15700円","東京都千代田区","7200円","" : |
kekka2_header.csv(スキーマ情報ファイルだけの例)
"empno","name","date","expense","area","train","taxi" |
kekka2_data.csv(データファイルだけの例)
"20012111","佐藤花子","2007年07月01日","16020円","大阪府大阪市阿倍野区","14200円","1820円" : |
kekka3_header.csv(スキーマ情報ファイルだけの例)
"empno","name","date","expense","area","train","taxi" |
kekka3_data.csv(データファイルだけの例)
"19980120","鈴木太郎","2007年07月02日","2400円","神奈川県横浜市港北区","2400円","" : |
参照
本機能の詳細については、“リファレンス集”の以下を参照してください。
基本コマンド利用時は、 “コマンドリファレンス”
C API利用時は、 “C APIリファレンス”
統合コマンド利用時は、 “統合定義ファイル”