[詳細]
富士通ホスト帳票の登録時に、カット紙の固定用紙サイズよりも縦サイズが長い帳票が作成されてしまうことがあります。
ホスト帳票を登録すると、帳票の行がずれる場合があります。
以下の条件のとき、登録した帳票の縦サイズが、カット紙の固定用紙サイズより長くなります。
分散印刷運用(FNA)形態で登録される帳票である。かつ、
F6671指定(カット紙指定)の印刷データを登録する。かつ、
登録元の印刷データ内に用紙長の設定がある。かつ、
カット紙の固定用紙サイズよりも長い用紙長が設定されている。
[発生VL]
Windows版全VL
[原因]
用紙長が印刷データに設定されている場合には、帳票の登録時に、無条件に当該用紙長を有効としていた。
[対処]
以下のレジストリキーに値を作成して「1」を設定し、帳票を登録してください。
レジストリの操作については、“レジストリキーの値の操作について”を参考にしてください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FUJITSU\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Local
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\FUJITSU\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Local
SetLongPaperHeight
DWORD値
0:印刷データに設定されている用紙長を有効にする。(従来処理・省略時)
1:印刷データに設定されている用紙長が、固定のカット紙のサイズより長い場合、固定用紙サイズを適用する。
[互換情報]
レジストリを変更すると、帳票のサイズが変更されます。レジストリの変更前と変更後では、以下の影響が発生しますので、特に必要性がない場合、レジストリを変更しないことを推奨します。
帳票の一番下の部分に、帳票項目の定義、および、抜出し範囲の設定がされている場合に、新規に帳票を登録すると、範囲が用紙をはみ出してしまう場合があります。
検索、データ変換が正しく動作しない可能性があります。
レジストリ変更前に登録した帳票と、変更後に登録した帳票の連結表示ができなくなります。
帳票を印刷すると、印刷の出力結果が異なります。