サービス「LW Transfer Service」を汎用サービスとしてクラスタシステムに登録します。
また、以下のGlassFish Serverクラスター起動スクリプトを汎用アプリケーションとして登録します。
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\setup\cluster
まず、最初にGlassFish Serverクラスター起動スクリプト(lwdststartCL.bat)を編集して、以下の変数に値を書き加えます。
変数名 | 値の内容 |
---|---|
DASPORT | 運用管理用HTTPリスナーポートを指定します。
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DASUSER | 管理ユーザーIDを指定します。
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DASPASSFILE | 管理者パスワードファイルパス名を指定します。
<管理者パスワードファイル記述形式> AS_ADMIN_PASSWORD=管理者パスワード なお、セキュリティ観点上、管理者パスワードファイルの管理方法を十分にご検討のうえ、スクリプトからパスワードファイルを参照できるようにアクセス権を設定してださい。 |
クラスタシステムへの登録の手順を説明します。
【スタート】メニューの【Windows管理ツール】-【フェールオーバー クラスター マネージャー】をクリックします。
→ 【フェールオーバー クラスター マネージャー】画面が表示されます。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名を選択した状態で、右クリックし、メニューより「リソースの追加」-「3-汎用サービス」をクリックします。
→【新しいリソース ウィザード】画面が表示されます。
新しいリソース ウィザードに従って、以下の情報を指定し、クラスタリソースを登録します。
サービスの選択
一覧から「LW Transfer Service」を選択し、【次へ】ボタンをクリックします。
確認
内容を確認し、【次へ】ボタンをクリックします。
概要
【完了】ボタンをクリックします。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名をクリックします。
→サービス「LW Transfer Service」が「その他のリソース」に追加されています。
サービス「LW Transfer Service」を右クリックして表示されるメニューで、「プロパティ」を選択します。
→【LW Transfer Serviceのプロパティ】画面が表示されます。
【LW Transfer Serviceのプロパティ】画面で以下を設定し、【OK】ボタンをクリックします。
【全般】タブ
「コンピューター名にネットワーク名を使用する」がチェックされていないことを確認します。チェックされている場合は、チェックをはずします。
【依存関係】タブ
リソース一覧より「ネットワーク名」を選択します。
「その他のリソース」配下のサービス「LW Transfer Service」を右クリックして表示されるメニューで、「このリソースをオンラインにする」を選択します。サービス「LW Transfer Service」がオンラインになることを確認します。
ワークユニット起動スクリプトを汎用アプリケーションとして登録します。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名を選択した状態で、右クリックし、メニューより「リソースの追加」-「2-汎用アプリケーション」をクリックします。
→【新しいリソース ウィザード】画面が表示されます。
新しいリソース ウィザードに従って、以下の情報を指定し、クラスタリソースを登録します。
汎用アプリケーションの設定
コマンド ラインにスクリプトのパスを設定し、【次へ】ボタンをクリックします。
“List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\manager\setup\cluster\lwdststartWU.bat”
確認
内容を確認し、【次へ】ボタンをクリックします。
概要
【完了】ボタンをクリックします。
「サービスとアプリケーション」配下に表示された、List Worksサーバのグループ名をクリックします。
→スクリプト「lwdststartWU.bat」が「lwdststartWU アプリケーション」として「その他のリソース」に追加されています。
「lwdststartWU アプリケーション」を右クリックして表示されるメニューで、「プロパティ」を選択します。
→【lwdststartWU アプリケーションのプロパティ】画面が表示されます。
【lwdststartWU アプリケーションのプロパティ】画面で、以下を設定し、【次へ】ボタンをクリックします。
【全般】タブ
「コンピューター名にネットワーク名を使用する」のチェックをはずします。
【依存関係】タブ
リソース一覧より「INTERSTAGE API」を選択します。また、「AND」を設定し、“3.3 クラスタシステムで運用する場合のList Worksの登録”で登録した、配信フォルダ用の「クラスター ディスク」を選択します。
「その他のリソース」配下の「lwdststartWU アプリケーション」を右クリックして表示されるメニューで、「このリソースをオンラインにする」を選択します。「lwdststartWU アプリケーション」がオンラインになることを確認します。
注意
1対1運用待機の利用形態が可能です。1対1運用待機の利用形態では、業務運用中のサーバに対して、同様の環境を備えたサーバを待機として準備し、業務運用中のサーバが故障時に待機していたサーバが業務を引き継ぐことができます。