List Works EEの画面を使用して説明します。
リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を、1~2048の範囲で指定します。初期値は「256」です。
保証する値は「2048」までです。
保証する値を超えた設定を行った場合、画面を切り替えたり、【OK】ボタンをクリックすると、推奨する同時接続クライアント数の設定についての警告メッセージが表示されます。
接続クライアント数とは、コンピュータの数ではなく、リスト管理サーバに接続するリストナビとリストビューア、Webクライアントの総数です。Web連携を使用している場合は、リスト管理サーバに接続するWebブラウザの総数です。
注意
マルチプロセス運用の場合、1プロセスあたりの同時接続クライアント数を指定します。
リスト管理サーバに同時に接続できるクライアント数は、最大で「同時接続クライアント数×リスト管理サーバの起動プロセス数」です。
リスト管理サーバのポート番号を、1~65535の範囲で指定します。
初期値は「9243」です。
ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。
1024~49151
なお、ポート番号は、クライアント側の設定とあわせる必要があります。
注意
マルチプロセス運用の場合は、本設定で設定されたポート番号から「起動プロセス数」で設定した値の数だけ、連続したポート番号が各プロセスに割り当てられます。
各プロセスに割り当てられるポート番号のすべてについて、空いていることを確認してください。
クライアントがハングアップした時に、サーバ上で獲得した領域を解放するまでの時間を、0~1440分の範囲で分単位指定します。
初期値は「60」分です。
「0」が指定された場合は、入力監視を行いません。
また、「1」から「9」が指定された場合は、「10」が指定されたものとみなします。
Web連携を使用している場合は、セションの有効時間よりも長い時間を指定する必要があります。
リスト管理サーバで使用するJavaのヒープ域サイズを以下から選択します。
1024MB(初期値)
2048MB
4096MB
6144MB
8192MB
注意
選択したJavaのヒープ域サイズに対して、物理メモリに十分な空き容量があることを確認してください。
起動プロセス数<EEのみ>
リスト管理サーバの起動プロセス数を、1~20の範囲で半角数字で指定します。
マルチプロセス運用を利用する場合は、2以上の値を指定します。「ポート番号」で指定したポート番号から本設定の値だけ、連続したポート番号が割り当てられます。
初期値は「1」です。
注意
「2」以上を指定すると、操作ログのファイル名にポート番号が挿入されます。
例:ListLog.ポート番号.csv
「2」以上を指定する場合は、リスト管理サーバの起動プロセス数に応じて、CPUやメモリなどの強化やデータベースの環境設定が必要です。