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Interstage List Works V11.0.0 操作手引書 運用管理者編
FUJITSU Software

1.13 かんたん環境設定

かんたん環境設定は、中小規模システム向けに、リスト管理サーバおよび保管データベースを簡単に設定するツールです。リスト管理サーバおよび保管データベースを1つの筐体で構築します。

List Worksサーバを新規に構築する場合、または同一サーバでList Works V6.0からバージョンアップする場合に使用できます。

かんたん環境設定によって、以下の作業が自動的に行われます。

かんたん環境設定で入力する項目

かんたん環境設定では、以下の情報を入力します。

かんたん環境設定構築されシステム

保管データベースは以下の設定値で構築されます。構築された後は、変更することはできません。

  保管データベースのRDBシステム名:LWDB
  保管データベースがリモートアクセスで使用するポート番号:2050
  保管データベースの作成先:かんたん環境設定で指定した作成先

RDBシステム名やポート番号を上記の設定値以外で構築したい場合は、通常の手順で構築してください。

リスト管理サーバおよび保管データベースの通常の環境構築手順については、“環境構築手引書”を参照してください。

リスト管理サーバは以下の設定値を除いて、List Worksインストール時の初期値で構築されます。リスト管理サーバの環境は、後から【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスで変更することができます。

    アカウント情報:かんたん環境設定で指定したアカウント情報

List Worksインストール時の初期値については、“9.46 リスト管理サーバ環境設定<Windows版>”に掲載されている【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの各タブの項目を確認してください。

かんたん環境設定の構築後に変更できる項目

【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスで変更できる項目は、かんたん環境設定の完了後に変更できます。

【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスで設定できる項目の詳細については、“1.1 リスト管理サーバのユーザ認証とアカウントの設定”~“1.11 互換についての設定”を参照してください。