かんたん環境設定は、中小規模システム向けに、リスト管理サーバおよび保管データベースを簡単に設定するツールです。リスト管理サーバおよび保管データベースを1つの筐体で構築します。
List Worksサーバを新規に構築する場合、または同一サーバでList Works V6.0からバージョンアップする場合に使用できます。
かんたん環境設定によって、以下の作業が自動的に行われます。
データベースサービスの構築
保管データベースの構築
リスト管理サーバの環境設定
保管データベースへの接続確認
かんたん環境設定の詳細については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
かんたん環境設定で入力する項目
かんたん環境設定では、以下の情報を入力します。
リスト管理サーバの設定情報
ユーザ認証先
アカウント情報
保管データベースの設定情報
保管データベースの作成先
保管データベースへの接続に使用するアカウント情報
リスト管理サーバの設定情報についての詳細は、“1.1 リスト管理サーバのユーザ認証とアカウントの設定”を参照してください。 保管データベースの環境設定についての詳細は、“環境構築手引書”を参照してください。 |
かんたん環境設定で構築されるシステム
保管データベースは以下の設定値で構築されます。構築された後は、変更することはできません。
保管データベースのRDBシステム名:LWDB 保管データベースがリモートアクセスで使用するポート番号:2050 保管データベースの作成先:かんたん環境設定で指定した作成先
RDBシステム名やポート番号を上記の設定値以外で構築したい場合は、通常の手順で構築してください。
リスト管理サーバおよび保管データベースの通常の環境構築手順については、“環境構築手引書”を参照してください。 |
リスト管理サーバは以下の設定値を除いて、List Worksインストール時の初期値で構築されます。リスト管理サーバの環境は、後から【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスで変更することができます。
アカウント情報:かんたん環境設定で指定したアカウント情報
List Worksインストール時の初期値については、“9.46 リスト管理サーバ環境設定<Windows版>”に掲載されている【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの各タブの項目を確認してください。 |
かんたん環境設定の構築後に変更できる項目
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスで変更できる項目は、かんたん環境設定の完了後に変更できます。
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスで設定できる項目の詳細については、“1.1 リスト管理サーバのユーザ認証とアカウントの設定”~“1.11 互換についての設定”を参照してください。 |