postgresql.conf、pg_hba.conf、TLS証明書、キーストアのパスフレーズなどのFEP設定の変更には、FEPサーバコンテナの再配備が必要でした。そのため、高可用性環境でクラスタの停止が発生していました。
これらの構成をカプセル化するために、新しいカスタムリソース定義FEPConfigが定義されています。オペレーターは、このカスタムリソース定義を使用してカスタムリソースを監視し、カスタムリソース定義に従って動作し、停止を最小限に抑えます。例えば、リロードで適用が可能なpostgresql.confパラメータが変更された場合、オペレーターはFEPサーバコンテナを再配備する代わりに、FEPデーモンをリロードします。パラメータの変更でFEPの再起動が必要な場合(例えばmax_connections)、オペレーターは構成ファイルを更新しますが、再起動はしません。ユーザーは、定義された手順に従って、スケジュールされたメンテナンス時間にクラスタを手動で再起動できます。