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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

9.1 配備に成功したがL-ServerのIPアドレスで接続できない

原因

原因は以下のどちらかになります。

  1. WindowsのL-Serverを配備してから、イメージを作成することを繰り返し実施すると現象が発生します。
    本製品は、WindowsのイメージにSysprepを使用しています。この使用回数には制限があるため、イメージの作成を繰り返し実施できません。

  2. イメージを採取したL-Serverにインストールされているソフトウェアが原因でSysprepに失敗している可能性があります。

対処

原因1.については、1.の対処を、原因2.については 2.の対処をそれぞれ実施してください。

  1. 配備に成功したが、RORコンソールの[L-Platform]タブに表示されるL-Server (Windows)のIPアドレスで接続できない現象が発生しているか確認してください。かつ、VMwareなどのサーバ仮想化ソフトウェアの機能に、IPアドレスではなくコンソールでL-Serverに接続できる機能があります。この機能でWindowsにログインしてください。このときに、以下の現象が発生しているか確認してください。

    • パスワードの再設定を要求される、かつ、

      パスワードの再設定に失敗してログインできない。

    • パスワードの再設定を要求される、かつ、

      ログインは成功するが、正しいIPアドレスが設定されていない。

    Windowsを再インストールして、イメージを再作成してください。


  2. "Windowsはシステム構成を完了できません"と表示されているか確認してください。

    原因となっているソフトウェアを特定して、そのソフトウェアをインストールしないようにしてください。特定するには、OS、ソフトウェアを1つずつインストールし、どの時点で問題が発生するかを確認してください。なお、原因となっているソフトウェアをアンインストールしても問題が発生する可能性があります。必ずOSのインストールから実施してください。