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Systemwalker Desktop Keeper トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

3.12.21 iNetSec SFによりマルウェア検知をした場合クライアント(CT)に緊急対処が行われません

iNetSec SFによりマルウェア検知をした場合クライアント(CT)に緊急対処が行われません。

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0

V15.0.0

V15.1.0

V15.2.0

V15.3.0

V15.4.0

V16.0.0

原因1

管理サーバのサービスが停止している可能性があります。

対処方法

管理サーバのサービスを開始してください。

[サーバ設定ツール]を起動し、[サービス]メニューから[サービス起動]を選択してください。

原因2

クライアント(CT)の電源が入っていないか、ネットワークに接続されていない可能性があります。

対処方法

セキュリティリスクのある端末であるため、ネットワークから隔離後電源を入れ、クライアント(CT)で緊急対処を行ってください。

詳細は“運用ガイド 管理者編”の“クライアント(CT)利用者が緊急対処を行う”を参照してください。

原因3

iNetSec SFによりクライアント(CT)のネットワーク遮断を行っている可能性があります。

マルウェアを検知した時点でネットワーク遮断を行うと、管理サーバとクライアント(CT)で通信を行うことができないため、管理サーバからの緊急対処を行うことができません。

確認ポイント

iNetSec SFのマニュアルを参考に、マルウェア検知時の動作を確認してください。

対処方法

クライアント(CT)で緊急対処を行ってください。

詳細は“運用ガイド 管理者編”の“クライアント(CT)利用者が緊急対処を行う”を参照してください。

原因4

iNetSec SFと連携する設定になっていない可能性があります。

対処方法

iNetSec SFと連携する設定を行ってください。

3階層のシステムの場合、統合管理サーバで設定を行ってください。

[サーバ設定ツール]を起動し、[他システム連携設定]で[iNetSec SFと連携する]にチェックを入れてください。

原因5

iNetSec SFからのマルウェア検知イベントの通知先をSystemwalker Desktop Keeperの管理サーバに設定していない可能性があります。または、3階層のシステムの場合、通知先が下位の管理サーバになっている可能性があります。

対処方法

iNetSec SFによりマルウェア検知を行う場合は、iNetSec SFでマルウェア検知時のイベントをSNMPトラップでSystemwalker DesktopKeeperの管理サーバに通知する設定を行う必要があります。

3階層のシステムの場合、iNetSec SFからのSNMPトラップの通知先は統合管理サーバを設定してください。