「Logget_adt.exe」ツールは、ADTで発生した問題を調査するために、必要な資料を集めて1つのファイルに圧縮するツールです。
本コマンドで採取できる調査用資料は、以下のとおりです。
ミニダンプ
発生から72時間以内のダンプのみを取得します。
システム情報
調査するサーバやPCのシステムの状態を採取します。
ADTの動作ログ
プログラムの動作ログです。
インストールログ
ADTインストール時のログです。
本コマンドは、富士通技術員から依頼された場合だけ実施してください。
ADTがインストールされている環境で利用可能です。また、Administrator権限のユーザーで実行してください。
資料採取に必要なディスクサイズ
10MB以上
「Logget_adt.exe」ツールの使い方
本コマンドの使用方法は以下のとおりです。
エクスプローラで、以下のフォルダを開きます。
標準では以下のフォルダにインストールされます。
C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\ADT\ |
ADTのインストールフォルダを変更した場合は、変更したインストールフォルダを開いてください。
Logget_adt.exeを実行します。
Logget_adt.exeを右クリックして[管理者として実行]を選択します。
OS側で出力する「ユーザー アカウント制御」の画面が表示されますので、“許可”を選択してください。
資料採取には、環境により約3分~10分程度かかります。
資料採取が完了すると、Logget_adt.exeを実行した場所に「ezcollect」で名前が始まるフォルダとその配下にファイルが作られます。このフォルダ配下の全ファイルを富士通技術員に送付してください。