/wcコンパイラオプションを複数指定した時の扱いが、次のように仕様が変更されています。
NetCOBOL for .NET V2.1L10以前:
最後の/wcコンパイラオプションに指定した翻訳オプション文字列だけが有効となります。
NetCOBOL for .NET V3.0L10以降:
指定順にそれぞれの/wcコンパイラオプションに指定した翻訳オプション文字列を連結します。この時、別々の/wcコンパイラオプションに同じ翻訳オプションを指定していた場合は、後から指定した/wcコンパイラオプションに指定した翻訳オプションが有効となります。
例)
cobolc /target:library /wc:SOURCE,COPY,INITVALUE(FF) /print /wc:MESSAGE,INITVALUE(00) TEST.cob
V2.1L10以前: 翻訳オプションMESSAGE,INITVALUE(00)だけが有効となる。
V3.0L10以降: 翻訳オプションSOURCE,COPY,MESSAGE,INITVALUE(00)が有効となる。