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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

2.6.2 プリンタ情報ファイルのBOMの扱い

変更内容

プリンタ情報ファイルのUnicodeサポートに伴い、BOM(UTF-8)が付加されているプリンタ情報ファイルを使用できるようになりました。これにより、BOM(UTF-8)が付加されているプリンタ情報ファイルを入力した場合の動作が、以下のように異なります。

V10以前

BOMを文字データの一部として読み込みます。

入力したファイルの1行目に有効になるべきキーワードが記述されている場合、キーワードの先頭にBOMが付加された状態で読み込まれるため、記述したキーワードが無効になっていることがあります。

V11以降

BOMをUTF-8の識別コードと認識し、読み飛ばします。

入力したファイルの1行目に有効になるべきキーワードが記述されている場合、ファイルの先頭のBOMは読み飛ばされるため、記述したキーワードが有効になります。

影響

プリンタ情報ファイルがBOM付きUTF-8ファイルの場合、V10までは1行目に記述した内容が無効になっていましたが、V11以降では1行目に記述した内容が有効になります。1行目がコメント行または空行などの有効な情報を持たない行である場合は、アプリケーションの動作に変更はありません。

対処方法

1行目を削除またはコメント化して、情報が無効になるように修正してください。