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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

1.2.1 NetCOBOL V12の追加機能概要

表1.2 NetCOBOL V12の追加機能概要

項番

V/L

機能名

内容

マニュアルの記載場所(注1)

1

V12.2.0

データ項目の境界の指定をサポート

SYNCHRONIZED句を指定したデータ項目を、NetCOBOL固有の境界に合わせるか、システムの境界に合わせるか指定できるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • A.3.59 SYNC(SYNCHRONIZED句を指定したデータ項目の境界の扱い)

2

V12.2.0

トランザクションにおけるカーソル動作指定

データベース(SQL)機能において、トランザクション確定時のカーソルの動作を指定できるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • 15.2.8.1.2 ODBC情報ファイルの作成

3

V12.2.0

NetCOBOL Studio

デバッグ時に、条件式による実行中断ができるようになりました。これにより、効率よくデバッグすることができます。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

  • 第7章 デバッグ機能

4

V12.2.0

COBOLコマンドの機能改善

COBOLコマンドの-vオプション(各種情報を出力する指定)によるバージョン情報の表示で、コンパイラの制御レベルを確認できるようになりました。

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • J.1.20 -v(各種情報を出力する指定)

5

V12.2.0

標準入力のパイプ対応

標準入力の入力元として、パイプからのデータ読み込みをサポートしました。

NetCOBOL ユーザーズガイド

  • 11.1.4.2 コマンドプロンプト

6

V12.0.0

COMP-6サポート

USAGE IS COMPUTATIONAL-6句を記述して、Micro Focus固有の符号の領域がない内部10進形式のデータを扱うことができるようになりました。

文法書

  • 10.7 符号の領域がない内部10進項目

7

V12.0.0

Micro Focus同義語サポート

翻訳オプションMFを指定することにより、Micro Focus固有の同義語をNetCOBOLでも同義語として扱えるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • A.3.33 MF(Micro Focus互換モードの指定)

COBOL文法書

  • 10.8 Micro Focus同義語互換モード

8

V12.0.0

ファイル識別名定数の仕様拡張

ファイル識別名定数を環境変数名として扱えるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • A.3.17 FILELIT(ファイル識別名定数の扱い)

COBOL文法書

  • 4.3.1.3 ASSIGN句(順ファイル・相対ファイル・索引ファイル)

9

V12.0.0

PRINTER_nのサポート

ASSIGN句において、PRINTER_n指定をサポートしました。nは1~99までの整数を指定できます。

COBOL文法書

  • 4.3.1.3 ASSIGN句(順ファイル・相対ファイル・索引ファイル)

  • 11.8.6.17 WRITE文(オブジェクト指向プログラミング)

10

V12.0.0

CBLサブルーチンのサポート

Micro Focus COBOLのCBLサブルーチンが使用できるようになりました。

CBLサブルーチンユーザーズガイド

11

V12.0.0

LEサブルーチンのサポート

IBMのLEサブルーチンが使用できるようになりました。

LEサブルーチンユーザーズガイド

12

V12.0.0

NetCOBOL Studio

NetCOBOL StudioのEclipse基盤が4.6になりました。

エディタの分割表示やショートカットキーによるフォントサイズの拡大・縮小などにより、エディタ使用時の操作性を向上させることができます。

また、高解像度ディスプレイ環境でもツールバーのアイコンが拡大表示されるため、操作性を向上させることができます。

NetCOBOL Studio ユーザーズガイド

13

V12.0.0

開発環境の機能強化

NetCOBOL Studioにおいて以下の機能が強化されました。

  • "cob"、"cbl"、"cobol"以外の拡張子をCOBOLソースファイルの拡張子として扱えるようになりました。
    また、リモート開発において、以下のファイルに対してもメイクファイル生成およびリモートビルドができるようになりました。

    • 拡張子が"cbl"以外のCOBOL登録集

    • 拡張子が"smd"、"pmd"以外の画面帳票定義体

  • プロジェクトフォルダ配下のサブフォルダにあるCOBOLソースファイルを扱えるようになりました。
    また、リモート開発において、プロジェクトフォルダ配下のサブフォルダにあるCOBOLソースファイル、COBOL登録集、画面帳票定義体を転送する場合に、サーバ側にサブフォルダと同じ名前のサブディレクトリを作成し、その配下に転送することができるようになりました。

NetCOBOL Studioユーザーズガイド

  • 4.7 ファイル・コンテンツの設定

14

V12.0.0

翻訳メッセージフォーマット切り替え

標準出力に出力される翻訳時の診断メッセージの形式を切替えできるようになりました。

NetCOBOLユーザーズガイド

  • 1.2.1 環境変数の設定

注1:「マニュアルの記載場所」は、当該V/L製品で提供されるマニュアルの記載場所です。