資源管理サーバで[抑止コードのカスタマイズ]を行う場合に、編集対象となるスコープファイルについて説明します。なお、スコープファイルの編集については、Charset Managerの「使用手引書 日本語資源管理編」の5.4.4項に、説明や注意事項などが記載されていますので、そちらも参照してください。
参考
スコープファイルの先頭には、ファイルの記述形式の説明がコメントとして記載されています。実際にスコープファイルを編集する場合は、その内容も参照してください。
最初の1行は、このテキストファイルがスコープファイルであることを示す行です。編集しないでください。
行の先頭の1文字が半角のセミコロンはコメント行です。
最初の1行と、コメント行を除いた行が、先頭からU+0000のコードに対応し、入力可能かどうかを示します。
コードに対応する行の先頭が1なら、入力可能になります。
コードに対応する行の先頭が0なら、入力できません。
例
スコープファイルの例
FJCMC-SCOPEFILE0001 ;0x0000 0 1 1 ・ ・ ・
この例では、次のように設定されています。
U+0000は入力できない(0に設定されている)
U+0001は入力できる(1に設定されている)
U+0002は入力できる(1に設定されている)
行の先頭の1文字が半角のセミコロンはコメント行です。
1行に、シフトJIS、JEF、Unicode-JEFのコード対応が記されています。
JEFまたはUnicode-JEFで入力を抑止したいコードを探し、その行をコメント行とすることで、クライアントPCでの入力を抑止できます。
例
スコープファイルの例
・ ・ ・ eaa1 cdda 9059 ;eaa2 e0f6 7464 eaa3 44a4 51dc ・ ・ ・
この例では、JEFコードがe0f6(Unicode-JEFだと7464)の文字が入力できないように設定されています。