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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 使用手引書 入力機能編
FUJITSU Software

2.2.2 システム構成

Charset-入力アシストを運用する場合の構成を、次の「図2.5 Charset-入力アシストの運用構成」で示します。図中で黄色い要素は、Charset-入力アシストと連携する他製品を示します。

参考

図では「資源管理サーバ→部門サーバ→クライアントPC」と資源配付する例を示していますが、部門サーバを介さずに資源管理サーバとクライアントPCの間での資源配付も可能です。詳しくは、Charset Managerの「概説書」の「インストールの前に」の箇所を参照してください。

図2.5 Charset-入力アシストの運用構成

資源管理サーバ

資源管理サーバでは、次のことを行います。

  • 業務の管理
    日本語資源管理を使用して、Charset-入力アシストを利用するクライアントが属する業務の設定を管理します。資源の配付に関する設定も、ここで行います。なお、Charset-住所辞書オプションのデータをCharset-入力アシストで利用するための資源(運用住所辞書)については、資源管理サーバからクライアントへ直接オフラインで配付します。

  • 日本語資源の作成・管理
    日本語資源管理を使用して、外字・単語辞書・漢字辞書の作成や管理を行います。

部門サーバ

部門サーバは、クライアントに配付する資源の中継地点となります。

クライアントPC

Charset-入力アシストを使用して、業務アプリケーションなどに文字入力を行います。Charset-CLと連携した、配付資源の自動配付・自動移入によって、業務単位での外字や漢字辞書・単語辞書の一元管理を行うことができます。文字入力時には、外字を含めたかな漢字入力機能をはじめ、マルチボードの手書き部品検索・画数検索などさまざまな方法による漢字検索機能による、効率的な文字入力環境を利用できます。

業務アプリケーション

Charset-入力アシストを利用して文字入力を行います。また、外部制御インタフェースを利用したプログラムを作成すると、Charset-入力アシストをより効率よく利用することができます。