ページの先頭行へ戻る
Interstage Charset ManagerStandard Edition V10 使用手引書 印刷資源運用編
FUJITSU Software

F.6 図形文字変更モジュールの移出

図形文字変更モジュールの、移出用のJCL例を以下に示します。

記述例

JCL例

図形文字変更モジュールを、以下の条件で転送ファイルに格納します。

  • 転送ファイルのDD/FD名をGRPHとします。

  • 移出する図形文字変更モジュール名はGRPHAAAAとします。

OS IV/MSPの場合
//TRANS    EXEC PGM=JODFRTRN,REGION=1024K                   
//GRPH     DD  DSN=U-ID.GRPH,DISP=(NEW,CATLG),SPACE=(TRK,(10,5)),
//              UNIT=SYSDA  
//SYSIMAGE DD  DSN=ADJUST.IMAGELIB,DISP=SHR         
//SYSPRINT DD  SYSOUT=*                                     
//SYSIN    DD  *                                            
* 図形文字変更モジュールの移出                              
  EXPTGRPN TFILE(GRPH) NAME(GRPHAAAA)                       
/*                                                          
OS IV/XSPの場合
\TRANS    EX  JODFRTRN,RSIZE=1024                       
\         FD  GRPH=DA,FILE=U-ID.GRPH,VOL=WORK,TRK=(10,5),DISP=(CONT,CAT)
\         FD  SYSIMAGE=DA,FILE=ADJUST.IMAGELIB              
\         FD  SYSPRINT=DA,VOL=WORK,TRK=(1,1),SOUT=T         
\         FD  SYSIN=*                                       
* 図形文字変更モジュールの移出                              
  EXPTGRPN TFILE(GRPH) NAME(GRPHAAAA)                       
\ JEND

EXPTGRPN制御文

イメージライブラリの図形文字変更モジュールを転送ファイルに取り出します。

(ADJUST V12L10 L95111以降サポート)

記述形式

オペランドの説明
TFILE(転送ファイルDD/FD名)

転送ファイルに割り当てられたDD/FD名(OS IV/MSP:DD名、OS IV/XSP:FD名)を指定します。

転送ファイルには、図形文字変更モジュールが格納されます。

なお、本オペランドは、省略できません。

注意

データは、バイナリデータです。

NAME(図形文字変更モジュール名)

イメージライブラリに格納されている図形文字変更モジュールの名前を指定します。

本オペランドは、省略できません。

図形文字変更モジュール名は、以下のように指定します。

  • NAME(GRPHxxxx):xxxxには、4文字以内の英数字(図形文字変更モジュール識別子)を指定します。