資源管理サーバのIISをセットアップする。
List Creatorで使用する外字は、資源管理サーバからFTPを使用して取り出します。
このため、資源管理サーバのIISをセットアップする必要があります。IISのセットアップの方法は、“付録E IISのセットアップ”を参照してください。
部門サーバをセットアップする。
部門サーバは、資源管理サーバの資源を取得するために、資源管理サーバのIPアドレスやユーザ名などの情報を保持する必要があります。
以下に部門サーバのOSごとに、操作手順を説明します。詳細は、"C.2 サーバ情報ファイルの複写(部門サーバ)"を参照してください。
部門サーバのOSがWindowsの場合
資源管理サーバのインストールディレクトリに存在するサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)を、部門サーバの管理ディレクトリ配下のresinfフォルダにコピーします。
例
資源管理サーバのインストールディレクトリを「C:\CharMGR」、部門サーバの管理ディレクトリを「C:\resMGR」とした場合のサーバ情報ファイルの格納元ディレクトリおよび格納先ディレクトリを以下に示します。
格納元ディレクトリ C:\CharMGR\adj_manager
格納先ディレクトリ C:\resMGR\res_agent\resinf
部門サーバのOSがSolarisまたはLinuxの場合
資源管理サーバのインストールディレクトリに存在するサーバ情報ファイル(rsvinf.rif)を、部門サーバのインストールディレクトリ配下のetcディレクトリにコピーします。
例
資源管理サーバのインストールディレクトリを「C:\CharMGR」、部門サーバのインストールディレクトリを「/opt」とした場合のサーバ情報ファイルの格納元ディレクトリおよび格納先ディレクトリを以下に示します。
格納元ディレクトリ C:\CharMGR\adj_manager
格納先ディレクトリ /opt/FSUNadj/usr/etc
TrueTypeフォントをインストールする。
List Creatorで外字を使用する場合は、以下のフォントが必要です。
「Windows Unicode-JEF明朝体」
「Windows Unicode-JEFゴシック体」
これらのフォントは、以下の製品に含まれていますので、あらかじめインストールしておいてください。対応するバージョンについては、“Charset Manager 概説書”の“付録A 動作環境”を参照してください。
Unicode-JEF明朝体
JEF 拡張漢字サポート
Unicode-JEFゴシック体
JEF ゴシックフォント
なお、インストールしただけでは、外字の定義はできません。外字の定義を行うためには、フォントを日本語資源管理の画面に表示させる必要があります。詳細については、"Charset Manager使用手引書 日本語資源管理編"を参照してください。
外字を定義する。
List Creatorで外字を使用するためには、「Windows Unicode-JEF明朝体」と「Windows Unicode-JEF ゴシック体」に対応した外字を定義する必要があります。外字の定義は、資源管理サーバの日本語資源管理を使用して行います。
日本語資源管理で外字を定義する方法として、以下があります。
外字の登録(既存の外字を登録)
外字の編集(新規作成)
外字の移行(他のフォントシステムの外字を移行)
詳細については、"Charset Manager使用手引書 日本語資源管理編"を参照してください。
印刷資源管理に外字を登録する。
日本語資源管理で定義した外字を部門サーバから取り出すために、印刷資源管理の資源として登録する必要があります。
印刷資源管理でオプションの設定をします。
「スタート」-「プログラム」-「Charset Manager Standard Edition」-「印刷資源管理」を選択して、印刷資源管理を起動します。
設定メニューから「オプション」を選択して、「オプション設定」ダイアログで、「List Creatorと連携する」のチェックボックスをチェックし、OKボタンをクリックします。
詳細は、"C.1 連携オプションの設定(管理サーバ)"を参照してください。
外字の登録処理を行います。
印刷資源の一覧から「PATTERN」を選択し、ファイルメニューから「登録」を選択します。
「外字の登録」ダイアログで、「日本語資源管理から登録する」および「Windows TrueType フォントを登録する」を選択し、さらに日本語資源管理の業務名を入力して、OKボタンをクリックします。
登録中のダイアログが表示されます。
「Windows TrueTypeフォント」がPATTERNフォルダに登録されます。