本機能は、業務名、サーバグループ名、クライアントグループ名から、業務ディレクトリ名(GYxxxxxx)、サーバグループディレクトリ名(SVxxxxxx)、クライアントグループディレクトリ名(CLxxxxxx)を取得します。
ディレクトリ名は、“出力形式”の形式で標準出力に出力されます。
コマンド
呼出し形式
f5atcgdn.exe /GY "業務名" [/SG "サーバグループ名" [/CG "クライアントグループ名"]] [/ALL]
f5atcgdn.exe /ALL
パラメタの説明
ディレクトリ名を取得する業務の業務名を指定します。
業務名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。/ALLのみが指定されている場合以外は、省略不可です。
ディレクトリ名を取得するサーバグループ名を指定します。
サーバグループ名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。/ALLのみが指定されている場合以外で省略した場合は、サーバグループディレクトリ名は出力されません。また、本パラメタを省略して、/CGパラメタを指定することはできません。
ディレクトリ名を取得するクライアントグループ名を指定します。
クライアントグループ名は、ダブルクォーテーション(")で囲んで指定してください。/ALLのみが指定されている場合以外で省略した場合は、クライアントグループディレクトリ名は出力されません。
すべての業務、サーバグループ、クライアントグループのディレクトリ名を出力します。他のパラメタと組み合わせて指定する場合には、必ず最後のパラメタとして指定してください。指定の仕方によって、以下のような情報が出力されます。
すべての業務、サーバグループ、クライアントグループのディレクトリ名を出力します。
指定された業務のすべてのサーバグループ、クライアントグループのディレクトリ名を出力します。
指定された業務、サーバグループのすべてのクライアントグループのディレクトリ名を出力します。
/ALLは無視されます。
出力形式
CSV形式で以下のような構成となります。
業務ディレクトリ名,業務名
,,サーバグループディレクトリ名,サーバグループ名
,,,,クライアントグループディレクトリ名,クライアントグループ名
例
出力例
GYjqag30,業務1 ,,SVjtoyn0,サーバA ,,,,CLjuu121,クライアントB ,,,,CLjuu94e,クライアントB2 ,,SVjuu93o,サーバA2 ,,,,CLjuu942,クライアントB GYjqafzz,業務2
GYjqag30,業務1
GYjqag30,業務1 ,,SVjtoyn0,サーバA ,,,,CLjuu121,クライアントB ,,,,CLjuu94e,クライアントB2 ,,SVjuu93o,サーバA2 ,,,,CLjuu942,クライアントB
GYjqag30,業務1 ,,SVjtoyn0,サーバA
GYjqag30,業務1 ,,SVjtoyn0,サーバA ,,,,CLjuu121,クライアントB ,,,,CLjuu94e,クライアントB2
GYjqag30,業務1 ,,SVjtoyn0,サーバA ,,,,CLjuu121,クライアントB
コマンドの実行例
例
以下の条件ですべてのディレクトリ名を取得する場合
業務名が「総務」
サーバグループ名が「グループA」
"C:\Program Files\CharMGR\JPMAN\F5ATCGDN.EXE" /GY "総務" /SG "グループA" /ALL
復帰コードと出力メッセージ
正常終了すると、0が返却され、出力形式でディレクトリ名が標準出力に出力されます。
エラーが発生すると0以外の値が返却され、エラーメッセージを標準エラー出力へ出力します。エラーメッセージの形式は以下のとおりです。
エラーメッセージの形式
[mm/dd/yyyy_hh:mm:ss] FSP_INTS-CM_F5ATCGDN: エラー種別: 復帰コード: メッセージ本文
復帰  | エラー  | メッセージ内容  | |
|---|---|---|---|
1  | ERROR  | 本文  | command execution failed.  | 
意味  | コマンドの起動に失敗しました。  | ||
対処  | 日本語資源を操作している間は起動できません。日本語資源の操作が終了してから、再度起動してください。  | ||
2  | ERROR  | 本文  | read gyoumu.dat failed.  | 
意味  | 業務情報の取得に失敗しました。インストールに失敗している可能性があります。  | ||
対処  | Charset Managerをインストールしなおしてください。  | ||
11  | ERROR  | 本文  | no parameter.  | 
意味  | パラメタが1つ以上必要ですが、パラメタがありません  | ||
対処  | パラメタを指定して、再度実行してください。  | ||
12  | ERROR  | 本文  | wrong parameter.  | 
意味  | 本コマンドのパラメタとして正しくないパラメタがあります。  | ||
対処  | 不正なパラメタを削除して、再度実行してください。  | ||
13  | ERROR  | 本文  | parameter duplicated.  | 
意味  | 一つしか指定できないパラメタが2回以上指定されました。  | ||
対処  | 不要なパラメタを削除して、再度実行してください。  | ||
14  | ERROR  | 本文  | no required parameter.  | 
意味  | 必須パラメタがありません。  | ||
対処  | 必要なパラメタを指定して、再度実行してください。  | ||
15  | ERROR  | 本文  | invalid parameter order.  | 
意味  | パラメタ[/ALL]が最後のパラメタではありません。  | ||
対処  | [/ALL]を最後のパラメタとして、再度実行してください。  | ||
21  | ERROR  | 本文  | wrong gyoumu name.  | 
意味  | 指定された業務名の業務は存在しません。  | ||
対処  | 存在する業務名を指定して、再度実行してください。  | ||
22  | ERROR  | 本文  | wrong server group name.  | 
意味  | 指定されたサーバグループは存在しません。  | ||
対処  | 存在するサーバグループ名を指定して、再度実行してください。  | ||
23  | ERROR  | 本文  | wrong client group name.  | 
意味  | 指定されたクライアントグループは存在しません。  | ||
対処  | 存在するクライアントグループを指定して、再度実行してください。  | ||
999  | ERROR  | 本文  | internal error occurred.  | 
意味  | 内部情報が壊れています。  | ||
対処  | 以下の情報を採取して、弊社技術員に連絡してください。 
  | ||