ワークユニットのタイムアウトは、以下のような状態で設定時間に達した場合に、Webコンポーネントとの接続を切断します。
非定型問い合わせ機能で、ログイン後一定の時間、利用者が操作をしなかった場合
定型問い合わせ機能または条件指定問い合わせ機能で、問い合わせ実行が完了しなかった場合
ポイント
非定型問い合わせ機能では、問い合わせ画面からの要求に対してデータ項目一覧の取得時や、問い合わせ実行時は、タイムアウトの設定時間に達しても処理が完了するまで接続は継続されます。
何らかの異常が発生し、設定時間内にWebコンポーネントが応答しない場合
以下に、Webコンポーネントのタイムアウトの設定方法について説明します。
設定ファイル
以下の設定ファイルに行います。
[INTERSTAGE]\J2EE\var\deployment\ijserver\[WorkUnit]\apps\[Module]\WEB-INF\web.xml |
[FJSVj2ee]/var/deployment/ijserver/[WorkUnit]/apps/[Module]/WEB-INF/web.xml |
[INTERSTAGE]:Interstage Application Serverのインストールフォルダ
[WorkUnit]:Webコンポーネントを配備したワークユニット名
[Module]:Webコンポーネントのモジュール名
[FJSVj2ee]:Interstage Application ServerのFJSVj2eeパッケージのインストールディレクトリ(デフォルトでは/opt/FJSVj2ee)
設定内容
web.xmlを開き、以下の太字部分のセション設定を追加します。<servlet-mapping>要素を閉じた後に、<session-config>タグを記載し、以下のように、<session-timeout>と</session-timeout>の間に、設定するタイムアウト時間を指定します。
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初期設定時は、30分です。無効な値を設定した場合は、初期設定で動作します。
設定例
タイムアウト時間を40分で設定する場合
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