「pureweblog4j.properties」ファイルに行う環境設定について説明します。
Webコンポーネントでは、以下のログが出力されます。ここでは、ログの出力先を指定します。
Webクライアントの操作中にエラーが発生したとき、エラーを示す情報が以下のログに出力されます。
非定型問い合わせ機能が出力するログ
条件設定問い合わせ機能が出力するログ
定型問い合わせ機能が出力するログ
非定型問い合わせ機能の内部ログ
カタログを利用する場合、以下のログが出力されます。
カタログのアクセスログ
カタログの起動・停止ログ
カタログの内部ログ
注意
非定型問い合わせ機能、条件設定問い合わせ機能、定型問い合わせ機能が出力するログの文字コードはUTF-8です。
非定型問い合わせ機能の内部ログの文字コードはSJISです。
カタログのアクセスログ、カタログの起動・停止ログ、カタログの内部ログの文字コードは以下のとおりです。
Windowsの場合:SJIS
Solarisの場合:SJIS
Linuxの場合
環境変数LANGにja_JP.UTF-8を指定した場合:UTF-8
環境変数LANGにCまたはja_JP.WINDOWS-31Jを指定した場合:SJIS
カタログのアクセスログは出力するための設定が別途必要です。
カタログの上記の各ログは、[本パラメタで指定するディレクトリ] \log\eventまたは、[本パラメタで指定するディレクトリ]/log/event/配下に出力されます。
カタログのアクセスログ、カタログの起動・停止ログの詳細は、“付録A カタログ利用時に出力されるログについて”を参照してください。
ディレクトリを作成する
ログ用のディレクトリを作成してください。
作成したディレクトリは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定してください。
ログ用のディレクトリを作成してください。
作成したディレクトリは、所有者とグループをワークユニットの起動ユーザに変更して、所有者のみアクセスできるように設定してください。
pureweb.LogDirにログディレクトリを指定
ログの出力先を指定方法は、以下のとおりです。
「pureweb.LogDir=」の部分に、作成したログ用のディレクトリのパス名を絶対パスで指定します。
存在するディレクトリを指定してください。
パスの区切り文字には、「/」を使用してください。
pureweb.LogDir=[ログファイルの出力先] |
設定例
D:\NAVIWC_logにログを出力する場合(パスの区切り文字には、「/」を使用します。)
pureweb.LogDir=D:/NAVIWC_log |
注意
パスの区切り文字には、「/」を使用してください。
ログファイルの格納場所に存在しないディレクトリを指定した場合は、Webコンポーネントが起動できません。必ず存在するディレクトリを指定してください。
このフォルダは、管理者権限のあるユーザのみが参照、更新できるようにアクセス権限の設定を行って他のユーザがフォルダ内にアクセスできないようにしてください。
/System01/NAVIWC_logにログを出力する場合
pureweb.LogDir=/System01/NAVIWC_log |
注意
ログファイルの格納場所に存在しないディレクトリを指定した場合は、Webコンポーネントが起動できません。必ず存在するディレクトリを指定してください。
このディレクトリは、所有者、グループをワークユニットの起動ユーザに変更して、他のユーザがディレクトリ内にアクセスできないようにしてください。