スクリプトエディタのプロジェクト操作やページ作成などを行います。詳細は「17.2.2.1 ツールバー」を参照してください。
ホストから受信した画面の一覧をツリー形式で表示します。画面に対し画面の一致条件や画面遷移の定義などの設定が行えます。詳細は「17.2.2.2 プロジェクトペイン」を参照してください。
ホストに接続するための接続パスの定義を表示します。また、接続パスグループを作成して接続パスをグループ化することもできます。詳細は「17.2.2.3 接続パスペイン」を参照してください。
画面から変換したシナリオを表示します。シナリオごとに画面や変数の定義をカスタマイズすることができます。詳細は「17.2.2.4 シナリオペイン」を参照してください。
ホストを操作するためのエミュレータ画面を表示します。詳細は「17.2.2.5 エミュレータペイン」を参照してください。
画面のプロパティを表示します。詳細は「17.2.2.6 プロパティペイン」を参照してください。
サーバスクリプトでサポートされるスクリプトエディタのツールバーについて説明します。
ユーザスクリプトを作成する新しいプロジェクトを作成します。
ブラウザ上で動作するクライアントスクリプトとサーバで動作するサーバスクリプトの2種類のユーザスクリプトを作成することができます。
サーバスクリプト選択時はページ作成オプションの設定はできません。
任意のプロジェクト名を半角に換算して64文字以内で指定します。指定されたプロジェクト名はエミュレータを実行する際の接続アイコン名として使用されます。
注意
プロジェクトの作成後、管理ツールによりプロジェクト名で使用する接続アイコン名を変更した場合、ユーザスクリプトは動作しなくなります。接続アイコン名を変更しないでください。
作成するユーザスクリプトの種類を指定します。種別には「クライアントスクリプト」または「サーバスクリプト」を指定します。
ユーザスクリプトを作成するユーザ名を半角に換算して64文字以内で指定します。あらかじめ管理ツールでユーザを作成しておく必要があります。
ユーザスクリプトを作成するユーザに対するパスワードを設定します。半角に換算して64文字以内で指定します。
作成するエミュレータの種別を指定します。「6680エミュレータ」または「3270エミュレータ」を指定します。
接続先を特定するための情報(ホスト名、コンピュータ名、IPアドレス)を半角に換算して64文字以内で指定します。
接続先のポート番号を0~65535の範囲で指定します。
接続先のLUを特定するLU名を半角に換算して249文字以内で指定します。「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角に換算して1~250文字以内になるように設定してください。ホストの接続環境によっては、LU名の設定が必要な場合があります。この項目は省略できます。
接続先に登録されている端末タイプを指定します。
プロジェクトの作成時に指定したエミュレータ種別に合わせて選択します。
TN3270Eプロトコルを使用してホストと接続する場合は、チェックボックスをチェックします。
スクリプトエディタ標準の画面名を生成します。
開始位置と終了位置の範囲内の文字列を使用し、画面名を生成します。指定された範囲の最初のフィールド文字列を画面名に設定します。画面名は最大32文字となります。
既存のプロジェクトを開きます。ユーザ名、パスワードを指定し、指定のプロジェクトを開くことができます。
管理ツールに登録されているユーザ名を指定します。
ユーザに対するパスワードを指定します。半角に換算して64文字以内で指定します。
WSMGR for Webのログが保存されたフォルダを開きます。
プロジェクトの保存を行います。
プロジェクトの情報に関するレポートをExcel形式で作成します。
レポートはプロジェクトフォルダ内に「report.xlsx」として作成されます。
レポートにはプロジェクトの各設定情報がシート単位で出力されます。
各シートに出力される情報は、以下のフォーマットで出力されます。
項目 | 説明 |
---|---|
ヘッダー | シートの内容を表す項目名や、作成日時の情報を出力します。 |
見出し | 各表の出力内容を表す見出しを出力します。 見出し項目は[ ]で囲まれた文字列に出力します。 |
表 | 各情報を行、列から構成される表形式で出力します。 |
注意
レポート作成時に、シナリオの画面遷移の回数がシナリオの「画面一致回数上限」プロパティの値を超えると、画面遷移の結果が最後まで出力されません。
画面遷移の結果を最後まで出力する場合、「画面一致回数上限」プロパティの値を遷移回数より大きい値に設定してください。
選択した画面からシナリオを作成します。
[エミュレータ]ペインが編集状態から操作可能なエミュレータ画面に戻ります。
シナリオはWeb APIで呼び出すことができます。Web API呼び出し確認用のHTMLページを表示し、シナリオの動作を確認できます。
[実行]と同様にWeb API呼び出し確認用のHTMLページを表示し、同時に[エミュレータ]ペイン内に[デバッグ]タブを起動します。[デバッグ]タブ内にはWeb APIが受信したホスト画面が表示されます。
「共通設定」ダイアログにより、IISの接続設定を行います。
スクリプトエディタがインストールされているサーバ(IIS)のHTTPホスト名を指定します。ホスト名が不明な場合は、「localhost」または「127.0.0.1」を指定してください。初期値は「localhost」です。
スクリプトエディタがインストールされているサーバ(IIS)のHTTPポート番号を指定します。初期値は「80」です。
ホスト画面が画面アイコンのツリー形式で表示されます。ツリーには「画面」、「サブ業務」、「サブ画面」、「APIキー」アイコンが表示されます。各アイコンを選択することでアイコンに対する操作、動作条件など設定できます。設定はアイコンをマウスで選択し、右クリックして行います。また、アイコンをマウスで選択し、[プロパティ]ペインで設定することもできます。
現在編集中のプロジェクト名を表示します。
エミュレータ画面により操作されたホスト画面が表示されます。ホスト操作により記録できるホストの画面数は100個までです。
記録された「画面」を選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。
また、アイコンをクリックすることでアイコンが選択状態に変わり、ツールバーから[シナリオの作成]が行えます。
「画面」を右クリックすると次のメニューが表示されます。
シナリオを作成し、選択した画面をシナリオに追加します。
画面がチェックされている場合は、チェックしたすべての画面が追加されます。
画面がチェックされていない場合は、選択した画面のみが追加されます。
画面フォルダ選択時はすべての画面が追加されます。
選択した画面をシナリオに追加します。
同じ名前の画面がシナリオに追加されてない場合のみ追加できます。
ホストから受信した画面を特定する条件を指定します。画面一致条件は複数定義することが可能です。複数定義のうち[いずれかに一致]または[すべて一致]を指定することで条件を特定することができます。
[画面一致条件]では以下の項目を指定できます。
項目 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|
画面一致条件 | すべて一致 | 設定された条件のすべてが一致した場合を画面一致条件として指定します。 |
いずれかに一致 | 設定された条件のいずれかが一致した場合を画面一致条件として指定します。 | |
追加条件 | フィールド数一致 | フィールド数を画面一致条件に指定します。保護フィールドの数と非保護フィールドの数で指定できます。また、フィールド位置の一致を条件として指定する場合は[フィールド位置が一致]をチェックします。 |
フィールド上の文字列の有無 | フィールド上の文字列の有無を画面一致条件に指定します。フィールドの範囲と文字列の有無を指定できます。 | |
文字列の一致 | 指定した文字列の有無を画面一致条件に指定します。画面内または選択範囲と指定した文字列の有無を指定できます。 | |
フィールド属性の一致 | フィールド属性を画面一致条件に指定します。フィールド位置とフィールドの文字色を指定し、指定のフィールドに対するフィールド属性が一致する、または一致しないを指定します。フィールド属性はプリンク、反転、下線、保護を指定できます。 | |
カーソル位置 | 受信した画面のカーソル位置を一致条件に指定します。 | |
[追加]ボタン | ― | 画面一致条件を追加します。画面一致条件は10個まで追加できます。 |
[削除]ボタン | ― | 画面一致条件を削除します。 |
画面を遷移させるための定義を指定します。通常は画面記録時に自動で設定されます。
[画面遷移の定義]では以下の項目を指定できます。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
遷移元の画面 | 遷移元の画面を指定します。 | |
[追加]ボタン | 遷移元の画面を追加します。 | |
[変更]ボタン | 遷移元の画面を変更します。 | |
[削除]ボタン | 遷移元の画面を削除します。 | |
[アクションの追加]ボタン | 画面遷移の動作を追加します。アクションは10個まで追加できます。
| |
[上へ移動]ボタン | 選択したアクションを上へ移動します。 | |
[下へ移動]ボタン | 選択したアクションを下へ移動します。 | |
エミュレータへの入力 | [入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。 | |
テキスト | 入力するテキスト、入力位置、遷移先の画面を指定します。 |
注意
画面記録時に、以下の動作はエミュレータへの入力として記録されません。
・マウスによるカーソル移動
・文字列の貼り付け
・マクロによる入力
・ファイル転送の実行
プロジェクトが保存されているフォルダを開きます。
選択した画面の名前を変更します。
対応するシナリオに画面がある場合、シナリオの画面名も変更されます。
選択した画面を複製します。画面複製後は画面一致条件を編集してください。画面一致条件は、複製元の画面と重複しないように設定してください。
選択した画面を削除します。サブ業務を含む画面を削除する場合は、そのサブ業務に関連する画面も削除されます。対応するシナリオに画面がある場合、シナリオの画面も削除されます。
ホスト業務が複数に分かれる場合、サブ業務としてホスト業務を分割して表示します。
エミュレータ画面により操作されたホスト画面がすでに記録された画面と同じ画面一致条件の場合、サブ画面として表示されます。
記録されたサブ画面アイコンを選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。サブ画面の右クリックで表示されるメニューから操作することも可能です。
詳細については「17.2.2.2 プロジェクトペイン」の画面を参照してください。
Web APIへの接続時に利用するAPIキーを表示します。
「APIキー」を右クリックすると次のメニューが表示されます。
プロジェクトを開いたユーザによるAPIキーが作成されます。
作成されたAPIキーを右クリックすると、次のメニューが表示されます。
作成したAPIキーを削除します。
一度削除したAPIキーではWeb APIに接続できません。
APIキー文字列をクリップボードにコピーします。
定義した接続パスおよび接続パスグループをツリー形式で表示します。
定義内容は他のプロジェクトと共有されるため、他のプロジェクトで作成された接続パスも表示されます。
接続パスフォルダを右クリックすると次のメニューが表示されます。
[接続パスの作成]ダイアログを開きます。
各接続設定は現在開いているプロジェクトの設定が表示されます。
[接続パスの作成]では以下の項目を指定できます。
項目 | 説明 |
---|---|
接続パス名 | 接続パスを識別する名前を32文字以内で指定します。 |
エミュレータ種別 | 接続時のエミュレータの種別を指定します。「6680エミュレータ」または「3270エミュレータ」を指定します。 |
接続先相手名 | 接続先を特定するための情報(ホスト名、コンピュータ名、IPアドレス)を半角に換算して64文字以内で指定します。 |
ポート番号 | 接続先のポート番号を0~65535の範囲で指定します。 |
LU名 | 接続先のLUを特定するLU名を半角に換算して249文字以内で指定します。「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角に換算して1~250文字以内になるように設定してください。ホストの接続環境によっては、LU名の設定が必要な場合があります。この項目は省略できます。 |
端末タイプ | 接続先に登録されている端末タイプを指定します。 |
TN3270E接続を許可する | TN3270Eプロトコルを使用してホストと接続する場合は、チェックボックスをチェックします。 |
作成した接続パスを右クリックすると次のメニューが表示されます。
作成した接続パス名前を変更します。
選択した接続パスを削除します。
「接続パスグループ」フォルダを右クリックすると次のメニューが表示されます。
接続パスグループを作成します。
作成した「接続パスグループ」を右クリックすると次のメニューが表示されます。
[接続パスグループの追加]ダイアログを開きます。
[接続パスグループの追加]ダイアログでは、定義済みの接続パス一覧が表示されます。
[追加]ボタンで接続パスグループに接続パスを追加します。
[削除]ボタンで接続パスグループから接続パスを削除します。
接続パスグループの名前を変更します。
選択した接続パスグループを削除します。
接続パスグループに追加された接続パスを右クリックすると次のメニューが表示されます。
選択した接続パスを接続パスグループから削除します。
作成したシナリオをタブごとにツリー形式で表示します。
シナリオを右クリックすると次のメニューが表示されます。
[グローバル領域の編集]ダイアログを開きます。
[グローバル領域の編集]では以下の項目を指定できます。
項目 | 説明 |
---|---|
using指定 | usingによる参照ライブラリの名前空間を行単位で指定します。 |
参照アセンブリ指定 | 参照するアセンブリファイル名を行単位で指定します。 |
グローバル定義 | カスタマイズアクションから参照可能な変数、関数をC#の文法で定義します。 |
シナリオ内に変数を作成します。
シナリオの名前を変更します。
シナリオを別名で複製します。
シナリオを削除します。
画面を右クリックすると次のメニューが表示されます。
画面が一致した際に行う動作を指定します。[遷移元の画面]を指定することで、遷移元画面ごとに処理を定義することができます。
[アクション] では以下の項目を指定できます。
項目 | 説明 | |||
---|---|---|---|---|
遷移元の画面 | 遷移元の画面を指定します。 | |||
[アクションの追加]ボタン | 画面ロード時の動作を追加します。アクションは10個まで追加できます。
| |||
[上へ移動]ボタン | 選択したアクションを上へ移動します。 | |||
[下へ移動]ボタン | 選択したアクションを下へ移動します。 | |||
エミュレータへの入力 | [入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。 | |||
テキスト | 入力するテキストを指定します。 | |||
変数 | 入力する変数を指定します。変数はシナリオ内で定義された変数から、値を入力する変数を選択します。 | |||
変数操作 | [シナリオ変数]から操作対象となる変数を選択します。 代入値を指定する場合は、[値を直接代入]を選択し、代入値を入力します。代入値の指定はstring型の変数に対してのみ可能です。 画面の指定範囲から代入する場合は、[画面の指定範囲]を選択し代入する矩形範囲の開始位置、終了位置を指定します。 再現画面上をダブルクリックして範囲選択し、[エミュレータの選択範囲を入力]ボタンを押下すると、選択した範囲が入力されます。 | |||
スリープ | スリープする時間を秒単位で指定します。 | |||
ログの出力 | ログに出力したい文字列を入力します。 | |||
シナリオの終了 | シナリオを終了します。 | |||
ユーザカスタマイズ | 利用者がC#で記述した動作を実行します。 | |||
画面の移動 | 指定した画面に移動します。プルダウンメニューより移動する画面を指定します。 シナリオの画面遷移は[プロジェクト]ペインで記録された[画面遷移の定義]を参照しながらシナリオが実行されます。記録時の画面遷移をさせる場合は、[画面の移動]アクションを定義する必要はありません。画面遷移で他の画面を迂回させる場合は[画面の移動]アクションを定義することで目的の画面へ移動することができます。 | |||
画面の待ち合わせ | キー入力が可能になるのを待って、画面上の文字列を待ち合わせます。 「画面文字列の待ち合わせ」をチェックした場合、「待ち合わせ文字列」の指定が可能になります。チェックしない場合は、キー入力が可能になるのだけを待ち合わせ、画面上の文字列の待ち合わせはしません。 | |||
待ち合わせ文字列 | キー入力が可能になってから、待ち合わせする文字列を指定します。1920文字まで指定可能です。 | |||
待ち合わせ文字列の範囲を指定する | 「待ち合わせ文字列の範囲を指定する」をチェックすると、待ち合わせする画面の範囲を指定できます。 | |||
エミュレータの選択範囲を入力 | エミュレータペインに表示された再現画面から範囲選択を行い、ボタンを押下すると選択範囲が設定されます。 | |||
ウェイトタイム | 画面文字列、またはキー入力が可能になるのを待ち合わせる、最大待ち時間を指定します。 ウェイトタイムは1秒~65535秒までの範囲で、1秒単位で指定可能です。 未指定時はマクロのSetWaitTimeで指定した値が使用されます。 マクロのSetWaitTimeが指定されない場合は、初期値の10秒が使用されます。 | |||
キーアンロックタイム | キーボードロック解除後の待ち時間を指定します。 キーアンロックタイム待った後に、キーボードロック解除状態が続いていればキー入力可能と判断します。 キーアンロックタイムは0秒~65535秒までの範囲で、1ミリ秒単位で指定可能です。 未指定時はマクロのSetKeyUnlockTimeで指定した値が使用されます。 マクロのSetKeyUnlockTimeが指定されない場合は、プロジェクトのキーアンロックタイムが使用されます。 |
選択した画面をコピーします。サブ業務を含む画面をコピーする場合は、そのサブ業務に関連する画面もコピーされます。
コピーした画面を貼り付けします。別のシナリオへの貼り付け時は、同じ名前の画面がある場合は上書きされます。
選択した画面をシナリオから削除します。サブ業務を含む画面を削除する場合は、そのサブ業務に関連する画面も削除されます。
変数を右クリックすると次のメニューが表示されます。
シナリオ内に変数を作成します。
作成した変数を右クリックすると次のメニューが表示されます。
変数の名前を変更します。
シナリオから変数を削除します。
■エミュレータタブ
ホストを操作するためのエミュレータ画面が表示されます。また、エミュレータ画面の記録後、表示されたエミュレータ画面に対し、画面を一致させるための一致条件の指定やテーブル領域の定義が可能です。
フィールド選択時のメニュー画面
未設定テーブル枠選択時のメニュー画面
テーブル選択時のメニュー画面
画面の画面一致条件に条件を追加します。画面一致条件は10個まで指定できます。
一致条件は以下の項目を指定することができます。
項目 | 説明 |
---|---|
文字列を含む | 選択されたフィールド上の文字列が画面に含まれる場合を一致条件として追加します。 |
文字列の有無 | 選択されたフィールド上の文字列の有無を一致条件として追加します。 |
フィールド属性一致 | 選択されたフィールド属性を一致条件として追加します。 |
画面一覧に画面を記録する際に、フィールドの文字列の違いを無視して同じ画面として記録します。画面上にランダムに変更するフィールド(時間を表示するフィールドなど)が存在する場合に設定します。
選択されたフィールドをテーブル化します。ホスト操作により記録された画面において自動でテーブル化領域(青い枠線でテーブル可能領域を範囲指定しています)を選択しています。新たにテーブル化領域を指定する場合はフィールドをダブルクリックし、表示されたテーブル化領域の範囲を実際にテーブル化する範囲に設定してください。
テーブル化が可能な領域として範囲指定された領域(青い枠線の範囲)の選択を解除します。
テーブル化した領域を元の状態に戻します。
テーブルの先頭行をヘッダーとして、テーブルを作成します。
[シナリオ]ペインではシナリオに変換されたエミュレータ画面が表示されます。表示されたエミュレータ画面に対して、フィールドや指定範囲の文字列の変数への代入、または指定の変数の値を入力フィールドへ入力する動作を定義することが可能です。
フィールド選択時のメニュー画面
範囲選択時のメニュー画面
変数に設定ダイアログを開き、選択されたフィールドまたは指定範囲の文字列を変数に代入します。
変数に設定ダイアログでは定義済みの変数の選択または指定の変数名での新規作成が可能です。
変数を新規に作成した場合はシナリオに指定の名前の出力属性を持つ変数が作成されます。
変数への設定が完了すると、画面アクションには変数への代入操作が変数操作アクションとして追加されます。
変数から入力ダイアログを開き、選択された入力フィールドへ変数の値を入力します。
変数から入力ダイアログでは定義済みの変数の選択が可能です。
画面アクションには変数値の入力操作がエミュレータ入力アクションとして追加されます。
ポイント
[プロジェクト]ペインまたは[シナリオ] ペインより編集する画面を選択することで編集が可能になります。
編集時に再現表示されるホスト画面は背景色がグレーになり、実際にホストへ接続している場合と見分けることができます。
[プロジェクト]ペインで選択された画面と[シナリオ] ペインで選択された画面では、対象となる画面への設定可能な操作が異なります。
注意
ホストへ接続可能なLUは1つです。プリンタLUは使用できません。
エミュレータ画面からのメニュー操作、および終了操作はできません。
プロパティ設定、プロファイル設定はできません。
エミュレータのローカルコピー操作をスクリプトエディタで実行することはできません。
マクロの実行、記録はできません。
■デバッグタブ
ツールバーの[デバッグ実行]ボタンをクリックすると、Web APIからの接続待ちになります。Web APIから接続が開始されると、エミュレータ画面が表示され、シナリオの実行に同期して画面が遷移します。シナリオの実行内容を画面で確認できるため、効率的にデバッグすることができます。
[デバッグ]タブを閉じる場合は、[デバッグ]タブの[エミュレータの終了]リンクをクリックします。
[プロジェクト]ペイン内でプロジェクト、画面、サブ画面アイコンを選択すると、選択した項目のプロパティが表示されます。また、[エミュレータ]ペインでフィールドを選択すると、選択した項目のプロパティが表示されます。
■プロジェクトのプロパティ
[プロジェクト]ペインでプロジェクトアイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
プロジェクト内で設定されるキーアンロックタイムを秒単位で指定します。キーアンロックタイムを0~65535の範囲で指定します。小数点第3桁まで指定できます。
エミュレータの種別を表示します。エミュレータ種別には「6680エミュレータ」または「3270エミュレータ」を表示します。本項目は参照のみ可能です。
画面記録時または実行時に参照するディスプレイプロファイルを選択します。
プロジェクトの作成時に設定したプロジェクト名を表示します。プロジェクト名は半角に換算して64文字以内で指定します。
プロジェクトの作成時に設定したユーザ名を表示します。本項目は参照のみ可能です。
プロジェクトの作成時に設定した種別を表示します。種別には「クライアントスクリプト」または「サーバスクリプト」を表示します。本項目は参照のみ可能です。
接続アイコン一覧の画面で表示する接続アイコン画像を設定します。画像ファイルは64MB以内のファイルを指定してください。ファイルサイズが64MB以内でも、高解像度の画像や、色数が多い場合は画像の表示が制限されたり、設定時にエラーが表示されたりする場合がありますので、その場合はサイズの小さい画像を設定してください。
画面名記録時の画面名生成方法を指定します。画面名生成規則には「標準の画面名」または「指定範囲の文字列」を指定します。
指定された範囲の最初のフィールド文字列を画面名に設定します。画面名は半角に換算して最大32文字となります。画面名生成規則で「指定範囲の文字列」を指定した場合に表示されます。
画面記録時に同じ画面として認識するため、フィールド上の異なる文字列を除外するフィールド数を指定します。
接続先を特定するための情報(ホスト名、コンピュータ名、IPアドレス)を半角に換算して64文字以内で指定します。
接続先のポート番号を0~65535の範囲で指定します。
接続先のLUを特定するLU名を半角に換算して249文字以内で指定します。「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角に換算して1~250文字以内になるように設定してください。ホストの接続環境によっては、LU名の設定が必要な場合があります。この項目は省略できます。
接続先に登録されている端末タイプを指定します。
プロジェクトの作成時に指定したエミュレータ種別に合わせて設定します。
TN3270Eプロトコルを使用してホストと接続する場合は、Trueに設定します。
Web APIでホストへ接続するための接続パス名または接続パスグループ名を設定します。この項目を省略した場合は、プロジェクトで指定された接続設定で動作します。
注意
接続パスは、管理ツールでプロパティの設定の変更を許可されたユーザのみ使用できます。
■画面、サブ画面のプロパティ
[プロジェクト]ペインで画面、サブ画面アイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
複数画面に分割して表示していた表を1つのテーブルとしてまとめて表示する(ページング)場合に指定します。画面にテーブルデータが存在する場合に指定することができます。ページングを使用する場合はページングルールを指定します。ページング処理の詳細については「17.4.2 ページング(テーブルまとめ)」を参照してください。
[ページングルールの設定]は以下の項目を指定します。
項目 | 説明 |
---|---|
[画面のページング] | 画面のページング処理を指定します。 |
[画面送りアクション] | ページング時の画面送りで行う動作を指定します。 |
[最終画面一致条件] | 最終ページを確認するための画面一致条件を指定します。 |
画面からの遷移先が存在する場合にFalseが設定されます。遷移先が存在しない場合にTrueが設定されます。本項目は参照のみ可能です。リンク切れが発生した画面アイコンには×印が表示されます。
エミュレータの画面記録時に、「文字列の違いを無視」を指定したフィールドの一覧を表示します。
画面受信時のカーソル位置を表示します。本項目は参照のみ可能です。
画面に設定されたテーブルの一覧を表示します。表示されたテーブル一覧では各テーブルの編集が行えます。
[テーブル一覧]では以下の項目を指定できます。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
テーブル | 画面に定義されているテーブル情報の一覧を表示します。 | |
プロパティ | テーブルのプロパティを表示します。 | |
先頭行をヘッダーとして認識 | 先頭行をヘッダーとするか指定します。 | |
データ | テーブル範囲内のフィールド文字列を参照します。画面のフィールド情報のため変更はできません。参照のみ可能です。 | |
テーブル範囲 | テーブルの開始位置、終了位置を指定します。値の編集はダイアログにより行桁単位で指定します。 | |
テーブル名 | テーブルを識別するテーブル名を指定します。 | |
フィールド情報 | テーブルが定義された画面情報を表示します。所属画面については「17.2.2.6 プロパティペイン」の「フィールド一覧」を参照してください。 |
画面に設定されたフィールドの一覧を表示します。表示されたフィールド一覧は参照のみ可能です。
[フィールド一覧]では以下の項目を指定できます。
項目 | 説明 |
---|---|
フィールド | 画面のフィールド情報を表示します。 |
プロパティ | フィールドのプロパティを表示します。画面のフィールド情報のため変更はできません。参照のみ可能です。 |
ホストから受信した画面を特定するための条件を指定します。詳細は「17.2.2.2 プロジェクトペイン」を参照してください。
[画面一致条件]ダイアログの項目については「17.2.2.2 プロジェクトペイン」の[画面一致条件]を参照してください。
ポイント
ページング処理を追加する画面で画面一致条件を指定する場合は、対象画面すべてで一致する条件を指定してください。
画面名を32文字以内で指定します。
■接続パスのプロパティ
[接続パス]ペインで接続パスアイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
接続パスを識別する名前を32文字以内で指定します。
接続時のエミュレータの種別を指定します。「6680エミュレータ」または「3270エミュレータ」を選択します。
接続先を特定するための情報(ホスト名、コンピュータ名、IPアドレス)を半角に換算して64文字以内で指定します。
接続先のポート番号を0~65535の範囲で指定します。
接続先のLUを特定するLU名を半角に換算して249文字以内で指定します。「LU名」と「端末タイプ」は合わせて半角に換算して1~250文字以内になるように設定してください。ホストの接続環境によっては、LU名の設定が必要な場合があります。この項目は省略できます。
接続先に登録されている端末タイプを指定します。
接続アイコンの作成時に指定したエミュレータ種別に合わせて選択します。
TN3270Eプロトコルを使用してホストと接続する場合は、Trueを選択します。
■接続パスグループのプロパティ
[接続パス]ペインで接続パスグループアイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
接続パスグループを識別する名前を32文字以内で指定します。
■シナリオのプロパティ
[シナリオ]ペインでシナリオアイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
シナリオを識別する名前を32文字以内で指定します。
シナリオ画面ごとの処理時間の待ち時間をミリ秒単位で設定します。設定可能な範囲は0~65535000です。指定しない場合は20000ミリ秒が初期値となります。
シナリオ画面が画面一致条件でヒットする回数の上限を設定します。設定可能な範囲は1~65535000です。指定しない場合は100が初期値となります。
チェックすることで、シナリオをサーバ実行環境で実行時に画面の一致状態やアクションの実行内容などがログに出力されます。
チェックすることで、シナリオをサーバ実行環境で実行時に現在のホスト画面をログ出力します。出力するホスト画面は24行×80桁の文字列です。
■シナリオ画面のプロパティ
[シナリオ]ペインで画面アイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
[プロジェクト]ペインの画面で指定された画面名を表示します。本項目は参照のみ可能です。
[プロジェクト]ペインの画面で設定された画面一致条件を表示します。本項目は参照のみ可能です。
[プロジェクト]ペインの画面で設定されたページング設定を表示します。本項目は参照のみ可能です。
シナリオの最初の画面に指定する場合、Trueに設定します。シナリオの実行を開始すると、開始画面として指定された画面 > シナリオツリーの先頭にある画面 > 例外画面として指定された画面の順に待ち合わせます。
同一シナリオ内の複数画面にこの指定がある場合は、シナリオツリーで表示された画面の上位から処理されます。
シナリオの最後の画面指定する場合Trueに設定します。終了画面の実行後、シナリオの実行を終了します。
「次の画面1~n」の指定に関係なく、常に画面一致条件を確認する場合にTrueに設定します。例外画面を実行した後は、この例外画面の前に待ち合わせていた画面に戻ります。
[プロジェクト]ペインの画面遷移の定義で設定された遷移先の画面を、次の画面としてリスト形式で表示します。本項目は参照のみ可能です。
■シナリオ変数のプロパティ
[シナリオ]ペインで変数アイコンを選択した場合、以下のプロパティ項目を表示します。
変数を識別する名前を32文字以内で指定します。変数名には、一部の記号文字( $、[、]、= )を除く任意の英数字、記号、日本語が指定可能です。
シナリオ実行時にWeb APIクライアントから入力を行う場合はTrueに設定します。
シナリオ実行完了時に変数の値をWeb APIクライアントに通知する場合はTrueに設定します。
変数の型を指定します。値のリストから変数に指定したい型を選択してください。選択可能な型は、string型、list型、table型のいずれか1つです。
変数の型がstring型の場合は変数入力する値が設定できます。設定可能な文字数は半角換算1920文字以内です。