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WSMGR for Web V9 使用手引書
FUJITSU Software

1.2 WSMGR for Webの特長

WSMGR for Webには、以下の特長があります。


2つの接続モードのエミュレータを提供

WSMGR for Webのエミュレータは運用環境に合わせ、HTMLモードとActiveXモードの、2つの接続モードによる使い方が可能です。

・HTMLモード

標準的なブラウザ環境でエミュレーション機能(入力、表示)を利用できます。ActiveXコントロールなどの追加のアドオンは必要ありません。WebブラウザでWSMGR for WebのURLにアクセスすることで、すぐにエミュレータを利用することができます。また、IEアドオンを使用してHTMLベースでは実現できない機能を拡張することができます。

・ActiveXモード

F6680、3270のエミュレーション機能(入力、表示、印刷)を利用できます。FMLBP114, F6671印刷機能を利用する場合は、WSMGR for Web LBPサポートが必要です。 WSMGR for Web LBPサポートをサーバにインストールすれば、モジュールとオーバレイファイルは、各クライアントからの次回接続時に自動的にダウンロードされます。


F6680、3270エミュレーション対応

F6682/F6683、3270ディスプレイ機能とF6685プリンタ機能、オプションのLBPサポート(FMLBP114端末/F6671)、3270プリンタ機能をエミュレートします。

注意

  • F6685プリンタ機能とLBPサポート機能は、HTMLモードでIEアドオンを使用する場合やActiveXモードで使用できます。

  • 3270プリンタ機能は、ActiveXモードのみ使用できます。

Webサーバによる集中管理

Webサーバ上でリソースを一元管理でき、ネットワークを通してリモートメンテナンスが可能です。必要なデータは、HTMLモードではサーバ上だけで参照され、ActiveXモードではクライアントへ自動的にダウンロードすることができます。クライアントからWebブラウザを利用してエミュレータを使用します。

●セットアップウィザード

セットアップウィザードを使用してエミュレータのセットアップが簡単に行えます。WSMGR for Webを初めてお使いになる場合でも手軽に導入することができます。


●マクロ

エミュレータ画面へのキー入力をファイルに記録して実行したり、マクロの定義ファイルを編集することにより定型作業を自動化できます。また、マクロでは自由にダイアログを作成することができるので、業務にあったマクロが作成できます。


●マルチLU機能

1クライアントマシン当たり、WSMGR for Webで同時に利用できる最大LU数は、ディスプレイに最大4LU、プリンタに1LUが同時に利用可能です。


●リモートフォント対応

WSMGR for Webではフォントサーバ機能をサポートしているため、リモートフォントが利用できます。リモートフォントを利用すると、エミュレータへの表示/印刷時に必要な文字パターンだけフォントをサーバから取得します。クライアントへのフォントのダウンロードが不要になります。