■PostgreSQLおよびSymfoware Server(Postgres)の場合
PostgreSQLおよびSymfoware Server(Postgres)を管理対象にする場合は、以下の定義を行います。
[ATTR::DB]セクションのGROUPキーに、「PGSQL」を追加します。
■定義前
: [ATTR::DB] GROUP="XXXX,YYYY" : |
■定義後
: [ATTR::DB] GROUP="XXXX,YYYY,PGSQL" : |
[PGSQL]セクションの以下のキーを定義します。
項目 | 定義内容 | 定義例 |
---|---|---|
[PGSQL] | セクション名です。1つのインスタンスを監視する場合は変更しないでください。 2つ以上のインスタンスを監視する場合は、後述のポイントを参照してください。 | PGSQL |
DCAID | PostgreSQLを監視するための固有のIDです。変更しないでください。 | "POSTGRES" |
INTERVAL | 収集間隔です。単位は分です。変更しないでください。 | 5 |
AUTOFLAG | 収集を行うかどうかを設定します。PostgreSQLの収集を行う場合は"ON"を設定してください。 | "ON" |
USERNAME | PostgreSQLのインスタンスを起動するユーザーのユーザーIDを設定します。 | "postgres" |
POSTGRESHOME | PostgreSQLのインストール先を設定します。 注意 最後に「/」および「\」を付けないでください。 誤:C:\Program Files\PostgreSQL\ ↓ 正:C:\Program Files\PostgreSQL | "C:\Program Files\PostgreSQL" |
PORT | PostgreSQLのインスタンスが使用するポート番号を設定します。 | "5432" |
PGPASSFILE | 「1.12.1 導入確認」の「■PostgreSQL側での作業」でパスワードファイルを設定した場合は、パスワードファイルをフルパスで設定します。 パスワードファイルを設定していない場合は、空文字を指定してください。 | パスワードファイルを設定した場合: "C:\Users\Administrator\AppData\Roaming\postgresql\pgpass.conf" パスワードファイルを設定していない場合: "" |
ポイント
2つ以上のPostgreSQLインスタンスを監視する場合は、以下の定義を行います。
セクションを追加し、パラメーターを設定します。
セクションは、18バイト以内の半角英数字で定義可能ですが、セクション名がテンプレート内で重複しないように定義します。ここでは、「PGSQL2」というセクションを追加した例を記述します。
複数のPostgreSQLインスタンスを監視する場合も、「DCAID」キーの値は変更せず、「"POSTGRES"」と定義してください。
■定義例
[PGSQL] DCAID="POSTGRES" INTERVAL=5 AUTOFLAG="ON" USERNAME="postgres" POSTGRESHOME="/usr/local/postgres" PORT="5432" PGPASSFILE="" [PGSQL2] DCAID="POSTGRES" INTERVAL=5 AUTOFLAG="ON" USERNAME="postgres" POSTGRESHOME="/usr/local/postgres" PORT="5433" PGPASSFILE="" |
上記手順1.で追加したセクションを、「ATTR::DB」セクションの「GROUP」キーに追加します。手順1.の例のように定義した場合には、以下のように修正します。
■定義前
: [ATTR::DB] GROUP="XXXX,YYYY,PGSQL" : |
■定義後
: [ATTR::DB] GROUP="XXXX,YYYY,PGSQL,PGSQL2" : |