Webトランザクション量の管理機能は、Webサーバやプロキシサーバを通してシステムに入ってきたトランザクション(処理要求)を分析するための機能です。
Webサーバやプロキシサーバには、ユーザーからのアクセス情報がログファイルに蓄積されています。本機能では、そのログファイルから、リクエスト数、トラフィック量、リクエスト処理時間などを収集します。
本機能は、Webサーバやプロキシサーバのリクエスト状況を総合的に分析するための機能です。Webアクセスログから得られる以下のデータを収集します。
トラフィック量
リクエスト処理時間
リクエスト回数
エラー回数
■環境
Manager/Proxy Manager/Agent for Businessで実行可能です。
■実行に必要な権限
【Windows版】
Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■収集間隔
収集間隔は、10分です。
ポイント
Enterprise Manager上でWebトランザクション量管理を行う場合は、サービス/デーモンが停止しているか確認後、「7.13 Enterprise Managerでの性能管理設定」を参照して、収集テンプレート(template.dat)を修正、または修正されていることを確認してください。