■環境
本製品のAgentをEnterprise Application Platformがインストールされている環境へ導入することで連携が可能です。
対応インストール種別の関係については、解説書「管理対象と対応インストール種別」を参照してください。
■Enterprise Application Platform側での作業
ポイント
asadminの格納場所は、以下のとおりです。
【Windows版】
C:\eapf\glassfish\glassfish\bin |
【UNIX版】
/opt/FJSVeapf/glassfish/glassfish/bin |
Jakarta EE機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。
コマンドの詳細については、Enterprise Application Platform 「GlassFishユーザーズガイド」を参照してください。
収集ポリシーの作成と適用を行う前に、Enterprise Application Platform側で以下の準備/確認が必要になります。
Enterprise Application Platformの各サービス/デーモンが起動していること。
GlassFish ServerクラスターおよびGlassFish Serverインスタンスが作成されていること。
DASが起動していること。
GlassFish Serverクラスター、 GlassFish Serverインスタンスが起動していること。
asadminコマンド実行時に管理者ユーザーとパスワードの入力が省略できること。
管理者ユーザーとパスワードを省略するためにはasadminコマンドのloginサブコマンドを実行してください。なお、運用ユーザーを変更した場合、変更後にloginサブコマンドを再実行する必要があります。
asadmin login |
監視対象のGlassFish Serverクラスターごとに監視レベルが設定されていること。
asadminコマンドを利用して、監視する性能情報の監視レベルを設定します。
GlassFish Serverクラスター名が「GFServer001」のときの、監視レベルの設定方法を例示します。
デフォルトの性能情報を収集する場合(「■定義手順」参照)
asadmin enable-monitoring --modules jvm:thread-pool:transaction-service:jdbc-connection-pool --target GFServer001 |
デフォルト以外の性能情報を収集する場合(「■監視項目の拡張手順」参照)
1.に加えて以下を設定します。
asadmin enable-monitoring --modules http-service:orb:connector-connection-pool:ejb-container --target GFServer001 |
上記の設定は、監視するGlassFish Serverクラスターごとに行います。
注意
DASのインスタンス("server")の性能情報は監視されません。