ログレベル「alert」のメッセージの意味・対処について説明します。
■メッセージ一覧
(%s1)%s2: %s3: apr_thread_create: unable to create listener thread
(%s1)%s2: %s3: apr_thread_create: unable to create worker thread
(%s1)%s2: AH02157: initgroups: unable to set groups for User %s3 and Group %s4
(%s1)%s2: %s3: set dumpable failed - this child will not coredump after software errors
(%s1)%s2: AH02156: setgid: unable to set group id to Group %s3
[client %s1] %s2: Could not register method '%s3' for %s4 from .htaccess configuration
AH00050: Child %s1 returned a Fatal error... Apache is exiting!
AH00049: refusing to send signal %s1 to pid %s2 outside process group
■意味・対処
可変情報
%s1:Webサーバの実行プログラム名
%s2:ホスト名、またはIPアドレス
意味
完全修飾ドメイン名(FQDN)の検出に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を続行します。
ユーザの対処
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のServerNameディレクティブの設定に誤りがないかを確認してください。ServerNameディレクティブが正しく設定されている場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
内部キューの作成に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
内部キューの初期化に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
リスナースレッドの生成に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
通信スレッドの作成に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
デーモンプロセスの起動ユーザIDを取得できませんでした。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:ディレクトリ名
意味
カレントディレクトリをディレクトリ%s4に変更できませんでした。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のChrootDirディレクティブの設定に誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
カレントディレクトリを変更できませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のChrootDirディレクティブの設定に誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:ディレクトリ名
意味
ルートディレクトリをディレクトリ%s4に変更できませんでした。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:ユーザID
注意
本メッセージのエラー詳細番号%s1およびエラー詳細内容%s2「(%s1)%s2: 」は、出力されない場合があります。
意味
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに指定したユーザID%s3のエントリーの取得に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに指定したユーザIDに誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:ユーザID
%s4:グループID
意味
グループアクセスリストの初期化に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
コアダンプの設定に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:グループID
意味
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のGroupディレクティブに指定したグループID%s3の設定に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のGroupディレクティブに指定したグループIDに誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:ユーザID
意味
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに指定したユーザID%s4の設定に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
以下の対処を行ってください。
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに指定したユーザIDに誤りがないかを確認してください。
可変情報
%s1:クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
%s2:.htaccessファイルのパス
%s3:未定義メソッド
%s4:ディレクティブ
意味
.htaccessファイル%s2のディレクティブ%s4に未定義メソッド%s3が設定されています。
システムの処理
ステータスコード「500」(Internal Server Error)で応答します。
ユーザの対処
.htaccessファイル%s2のディレクティブ%s4の設定値を確認してください。
可変情報
%s1:通信プロセスのプロセスID
意味
通信プロセス%s1に異常が発生しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を中止します。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージを確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
リソース不足またはその他の回復不能な障害が発生しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を中止します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
注意
本メッセージのエラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)「%s1: 」は、出力されない場合があります。
意味
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)に、有効なListenディレクティブが設定されていません。
システムの処理
Webサーバの実行処理を中止します。
ユーザの対処
5.5.1 環境定義ファイル(httpd.conf)にListenディレクティブを設定しているかを確認してください。Listenディレクティブを設定していない場合は、Listenディレクティブを設定してください。Listenディレクティブを設定している場合は、同時に出力されたメッセージを参照して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:シグナルの種類
%s2:通信プロセスのプロセスID
意味
プロセスグループが異なるため、通信プロセス%s2がシグナル%s1を送信できません。
システムの処理
Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
意味
共有メモリの割り当てに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を中止します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
意味
排他資源の作成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を中止します。
ユーザの対処
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。