ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド
FUJITSU Software

4.1.3 自動起動の設定

Webサーバの起動方法には、オペレーティングシステムの起動時にWebサーバを自動的に起動する方法と、コマンドを使用して手動で起動する方法があります。
ここでは、オペレーティングシステムの起動時にWebサーバを自動起動する場合、および自動起動しない場合の設定方法について説明します。手動で起動する場合の手順については、「4.1.1 起動」を参照してください。


注意

インストール直後は、自動起動を行う設定となります。必要に応じて、変更してください。


■自動起動する場合の設定方法

  1. Administrator権限でログインします。

  2. Windows(R)の管理ツールの「サービス」を起動します。

  3. 以下のサービス名を選択し、「全般」タグの「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。

    • デフォルトのWebサーバの場合:「Interstage HTTP Server 2.4」

    • 複数Webサーバ運用のWebサーバの場合:「<Webサーバの動作環境作成時に登録したサービス名>」


■自動起動しない場合の設定方法

  1. Administrator権限でログインします。

  2. Windows(R)の管理ツールの「サービス」を起動します。

  3. 以下のサービス名を選択し、「全般」タグの「スタートアップの種類」を「手動」に変更します。

    • デフォルトのWebサーバの場合:「Interstage HTTP Server 2.4」

    • 複数Webサーバ運用のWebサーバの場合:「<Webサーバの動作環境作成時に登録したサービス名>」


■自動起動/自動停止する場合の設定方法

以下のシェルスクリプトを実行し、自動起動/自動停止するように設定します。

/opt/FJSVahs/etc/boot/ahsautosetup.sh

■自動起動/自動停止しない場合の設定方法

以下のシェルスクリプトを実行し、自動起動/自動停止しないように設定します。

/opt/FJSVahs/etc/boot/ahsautoclean.sh

ポイント

自動起動/自動停止するように設定すると、RCプロシジャに以下の起動/停止シェルスクリプトを登録します。自動起動/自動停止しないように設定すると、以下の起動/停止シェルスクリプトの登録を解除します。

/etc/rc0.d/K17ahs
/etc/rc1.d/K17ahs
/etc/rc2.d/K17ahs
/etc/rc3.d/S51ahs
/etc/rcS.d/K17ahs


自動起動/自動停止しない場合の設定方法

  1. Webサーバが起動されている場合は、Webサーバを停止します。Webサーバの停止については、「4.1.2 停止」を参照してください。

  2. 以下のコマンドを実行し、Interstage HTTP Server 2.4のユニットを停止します。

    systemctl stop FJSVahs_start.service FJSVahs_stop.service
  3. 以下のシェルスクリプトまたはコマンドを実行し、自動起動/自動停止しないように設定します。

    /opt/FJSVahs/etc/boot/ahsautoclean.sh

    または

    systemctl disable FJSVahs_start.service FJSVahs_stop.service

参照

自動起動/自動停止の詳細については、「運用ガイド(基本編)」の「RHEL7/RHEL8でのサービス自動起動/自動停止」を参照してください。