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Interstage Application Server V13.0.0 Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド
FUJITSU Software

3.9.6 証明書と秘密鍵について

SSLを使用するためには、認証局の証明書(発行局証明書)、サイト証明書、それに対応する秘密鍵が必要となります。また、証明書の有効性を確認するために、CRL(証明書失効リスト)が利用されます。
X.509またはRFC5280に準拠し、RSA暗号アルゴリズムの鍵が使用されている証明書・CRLが使用できます。

認証局からの配布や、バックアップなどの手段として、PKCS#12データが用いられることがあります。PKCS#12データには、証明書とそれに対応する秘密鍵と、その証明書の検証に必要な証明書が含まれており、パスワード文字列で暗号化されています。


証明書/鍵管理環境では、以下のPKCS#12データを移入する(登録する)ことができます。

移入方法は「10.3 証明書の移行」を参照してください。


認証局(証明書発行局)

証明書は、認証局(証明書発行局)が発行します。
認証局への証明書取得申請(CSR)に必要な情報やその申請方法、発行された証明書の取得方法、証明書に取り込まれる情報は、認証局の運用に依存して異なります。そのため、運用開始前に、認証局が公開しているテスト用証明書などを利用し、証明書/鍵管理環境に登録できるか確認しておくことを推奨します。

なお、本バージョンの証明書/鍵管理環境では、以下の条件を満たす証明書を扱うことができます。