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Interstage Application Server V13.0.0 Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド
FUJITSU Software

2.13 WebSocket

HTTPは、クライアントからリクエストを送り、サーバがレスポンスを返すプロトコルです。サーバから通信を開始することができないため、従来は、以下のような手段でサーバから通信を開始するようにしていました。

サーバはリクエストを受信したあと、すぐにレスポンスを返さずに保留状態とし、サーバが送信するデータが発生したときにレスポンスを返します。

サーバはリクエストを受信したあと、レスポンスをチャンクで送信し続けます。

一方、WebSocketの場合、通信の開始は、クライアントからで変わりはありませんが、接続が確立したあとは双方から通信を行うことができます。

Interstage HTTP Server 2.4では、WebSocketのリバースプロキシをサポートします。リバースプロキシの概要については「2.10 プロキシ機能」の「リバースプロキシ」を参照してください。

参照

設定方法については、「3.32 WebSocketの環境設定」を参照してください。