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Interstage Application Server V13.0.0 Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド
FUJITSU Software

2.12 HTTP/2

当初のHTTP規格では、データをやり取りするごとにコネクションを閉じていましたが、HTTP/1.0では、KeepAliveによって、コネクションの流用が可能となりました。さらに、HTTP/1.1では、サーバから明示的にクローズを指示しない限り、コネクションは閉じられなくなりました。ただレスポンスに時間がかかっている場合は、ブラウザの同時接続制限によって、ネットワークの性能を十分に活かせない場面もありました。

HTTP/2では、HTTPのデータとコネクションの関係を見直し、1つのコネクションで複数のデータがやり取りできるようになりました。また、以下のように機能が変更となりました。

Interstage HTTP Server 2.4 では、HTTP/2のサーバ機能とリバースプロキシをサポートします。

HTTP/2のサーバ機能

Interstage HTTP Server 2.4が、HTTP/2のサーバとなる形態です。

参照

設定方法については、「3.31 HTTP/2の環境設定」の「HTTP/2のサーバ機能」を参照してください。

■リバースプロキシ

リバースプロキシの概要については、「2.10 プロキシ機能」の「リバースプロキシ」を参照してください。

クライアントとプロキシサーバ間、プロキシサーバとWebサーバ間で、プロコトルを別にすることが可能です。

参照

設定方法については、「3.31 HTTP/2の環境設定」の「リバースプロキシ」を参照してください。