ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.72.2 WSC04400番台のメッセージ

ERROR: WSC04400: The Web server does not exist: Web server name={0}

[可変情報]

{0}:Webサーバー名

[意味]

Webサーバー{0}が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webサーバーが存在しているか確認してください。


ERROR: WSC04403: The value specified for send/receive timeouts is invalid: Specify a value from [1] to [2147483647]: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:送受信タイムアウト

[意味]

送受信タイムアウトに指定された値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

送受信タイムアウトが指定可能な範囲内であるか確認してください。


ERROR: WSC04405: The value specified to be a Protocol is invalid: Choose either http, or http2: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:プロトコル

[意味]

指定されたプロトコルの値が不正です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

プロトコルにはhttpまたはhttp2を指定してください。

ERROR: WSC04417: A web application of the same name already exists on another GlassFish Server cluster: GlassFish Server cluster name={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

同じWebアプリケーション名のWebアプリケーションが他のGlassFish Serverクラスターに配備されています。
以下の条件に該当する場合は、同じWebアプリケーション名のWebアプリケーションを別々のGlassFish Serverクラスターに配備することはできません。

  • 同じWebサーバーを使用している場合、かつ

  • 同じバーチャルホストを使用している場合、または、バーチャルホストを使用していない場合

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下のどちらかの対処を行ってください。

  • Webアプリケーション名を変更してから配備しなおしてください。

  • GlassFish Serverクラスターが使用するWebサーバーを変更、または、バーチャルホストを変更した後、再度、配備してください。

Jakarta EEのStateless Session Bean形式のWebサービスアプリケーションの場合は、Webサービスのエンドポイントに使用されるクラス/インターフェイスの名前または@WebService.serviceNameの値を変更してください。


ERROR: WSC04420: Cannot configure specified GlassFish Server cluster definition: GlassFish Server cluster name={0}: created by={1}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名
{1}:GlassFish Serverクラスターを連携設定した方法

[意味]

指定したGlassFish Serverクラスターの設定を参照または更新できません。

  • 可変情報{1}がglassfish5の場合
    GlassFishのasadminコマンドにより連携設定されています。
    GlassFishのasadminコマンドにより連携されたGlassFish Serverクラスターの設定は、wscadminコマンドでは操作できません。

  • 可変情報{1}がwscadminの場合
    wscadminコマンドにより連携設定されています。
    wscadminコマンドにより連携されたGlassFish Serverクラスターの設定は、asadminコマンドでは操作できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

  • 可変情報{1}がglassfish5の場合
    当該GlassFish Serverクラスターに関しては、GlassFishのasadminコマンドで操作してください。

  • 可変情報{1}がwscadminの場合
    当該GlassFish Serverクラスターに関しては、wscadminコマンドで操作してください。


ERROR: WSC04421: The Web server connector operating environment does not exist: Web server name={0}

[可変情報]

{0}:Webサーバー名

[意味]

指定されたWebサーバーには、Webサーバーコネクタの動作環境が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webサーバーコネクタの動作環境を作成してください。


ERROR: WSC04422: The Web server connector operating environment already exists: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:Webサーバー名

[意味]

指定されたWebサーバーには、Webサーバーコネクタの動作環境がすでに存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいWebサーバー名を指定しているか確認してください。


ERROR: WSC04423: The specified GlassFish Server cluster cannot be used: GlassFish Server cluster name={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

指定されたGlassFish Serverクラスターは、指定したWebサーバーとの連携が設定されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webサーバーの設定を確認の上、再度実行してください。


ERROR: WSC04424: Invalid parameter or option: detail={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

以下のような誤りがあります。

  • コマンドの実行に必要なサブコマンド、オプション、またはオペランドが指定されていません。

  • 設定値や書式に誤りがあります。

  • 使用できないサブコマンド、オプションが指定されています。

  • wscrestoreコマンドの-hオプションに空白を含むパス名が指定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

詳細情報{0}を参考に、コマンドの書式を確認してください。


ERROR: WSC04425: Cannot delete while the Web server is running: Stop the Web server and try again: Web server name={0}

[可変情報]

{0}:Webサーバー名

[意味]

Webサーバーが停止していないため、削除を行うことができません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webサーバーを停止した後に再度処理を実行してください。


ERROR: WSC04426: The specified IP address or port number is invalid: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:IPアドレス、ポート番号

[意味]

指定されたIPアドレス、ポート番号は存在しません。

または、使用することのできないIPアドレス、ポート番号を指定しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

IPアドレス、ポート番号を確認してください。


ERROR: WSC04427: The specified IP address and port number already exist: Specify different values: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:IPアドレス、ポート番号

[意味]

設定しようとしたGlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号と、同じ組み合わせのGlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号がすでに設定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

重複しないGlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号を指定してください。


ERROR: WSC04428: A servlet container identifier of the same name already exists: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

指定したGlassFish Serverインスタンス名はすでに設定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

重複しないGlassFish Serverインスタンス名を指定してください。


ERROR: WSC04429: The specified application already exists: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:アプリケーション名

[意味]

振り分け先に追加しようとしたアプリケーションはすでに存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

別のアプリケーションを指定してください。


ERROR: WSC04430: The virtual host name is already in use: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:バーチャルホスト名

[意味]

指定したバーチャルホスト名は、すでに使用されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

別のバーチャルホストを指定してください。


ERROR: WSC04431: The VirtualHost or ServerName directive does not exist: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定された値

[意味]

Webサーバーの設定ファイル(httpd.conf)に、指定された値を持つVirtualHostディレクティブまたはSeverNameディレクティブが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webサーバーの設定ファイル(httpd.conf)に、VirtualHostディレクティブおよびServerNameディレクティブを記述してください。


ERROR: WSC04494: Cannot update the Web server connector operating environment: {0}

[意味]

Webサーバーコネクタの動作環境の更新に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

次のような原因が考えられます。対処後、再度処理を実行してください。

  • ファイルにアクセス権がありません。
    ファイルのアクセス権を変更してしまった可能性があります。ファイルのアクセス権を元に戻してください。

  • ディスクが破損しています。
    ディスクが破損しているため、ファイルまたはディレクトリーへのアクセスに失敗している可能性があります。ディスクのチェックを行ってください。

  • ディスク容量不足が発生しています。
    ディスクの空き領域を確保してください。

上記の対処を行っても改善されない場合、以下の対処を行ってください。

  • 管理者権限にて、wscadmin delete-envサブコマンドで対象のWebサーバーコネクタの環境を削除し、wscadmin create-envサブコマンドにより環境を再作成したあと、再度必要な設定を行ってください。

  • バックアップした資産がある場合は、リストア後に再度必要な設定を行ってください。


ERROR: WSC04495: An exclusion operation is in progress.

[意味]

同時に実行できない処理が実行中です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

wscadminコマンドまたはasadminコマンドの処理中です。

しばらく時間をおいてから、再度処理を実行してください。


ERROR: WSC04496: Failed to lock the Web server connector operating environment: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

対象のWebサーバーコネクタの環境を操作できません。
長時間処理中のWebアプリケーションへのリクエストが存在します。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

時間をおいて再度コマンドを実行してください。
または、Webサーバーを停止してからコマンドを実行してください。


ERROR: WSC04497: Failed to load library: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

動作に必要なライブラリーをロードできません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

「インストールガイド」を参照のうえ、必要なパッケージをインストールしてください。


ERROR: WSC04498: Cannot create the Web server connector operating environment: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

Webサーバーコネクタの動作環境の作成に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

次のような原因が考えられます。対処後、再度処理を実行してください。

  • ファイルにアクセス権がありません。
    ファイルのアクセス権を変更してしまった可能性があります。ファイルのアクセス権を元に戻してください。

  • ディスクが破損しています。
    ディスクが破損しているため、ファイルまたはディレクトリーへのアクセスに失敗している可能性があります。ディスクのチェックを行ってください。

  • ディスク容量不足が発生しています。
    ディスクの空き領域を確保してください。

  • wscadmin create-envサブコマンドを実行する前に、Webサーバーを起動しました。
    Webサーバーを停止後、wscadmin create-envサブコマンドを再実行してください。

  • 本製品のインストールディレクトリーに半角空白が含まれています。
    本製品を、半角空白を含まないパス名にインストールしなおしてください。
    製品をインストールし直すことができない場合は、Webサーバーを追加する代わりに、バーチャルホストを使用してください。

上記の対処を行っても改善されない場合、以下の対処を行ってください。

  • 管理者権限にて、wscadmin delete-envサブコマンドで対象のWebサーバーコネクタの環境を削除し、wscadmin create-envサブコマンドにより環境を再作成したあと、再度必要な設定を行ってください。

  • バックアップした資産がある場合は、リストア後に再度必要な設定を行ってください。


ERROR: WSC04499: Internal definition error: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

Webサーバーコネクタの内部定義情報に異常があります。
内部定義ファイルの直接編集や、予期しない異常により、定義が不当な状態となっています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下の対処を行ってください。

  • バックアップした資産がある場合は、リストアしてください。

  • wscadmin delete-envサブコマンドにより対象のWebサーバーコネクタの環境を削除し、wscadmin create-envサブコマンドにより環境を再作成したあと、再度必要な設定を行ってください。