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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.72.1 WSC04100番台のメッセージ

ERROR: WSC04101: Invalid IP Address: Specify a valid IP Address: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定されたIPアドレス

[意味]

IPアドレスに指定された値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

IPアドレスに指定した形式(例:127.0.0.1)が正しいか確認してください。


ERROR: WSC04106: Port number was not specified for IP Address: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定されたIPアドレス

[意味]

ポート番号が指定されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号は「IPアドレス:ポート番号」の形式で指定してください。


ERROR: WSC04109: The specified IP address and port number are already in use in another GlassFish Server cluster: Please specify different values: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定されたIPアドレスとポート番号

[意味]

設定しようとしたGlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号と、同じ組み合わせのGlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号が、他のGlassFish Serverクラスターに設定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

重複しないGlassFish ServerインスタンスのIPアドレスとポート番号を指定してください。


ERROR: WSC04112: Could not access file: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

ファイルのアクセスに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

次のような原因が考えられます。対処後、再度処理を実行してください。
改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術に連絡してください。

  • 指定されたGlassFish Serverクラスターは、指定したWebサーバーとの連携が設定されていません。
    Webサーバーの設定を確認の上、再度実行してください。

  • ファイルにアクセス権がありません。
    ファイルのアクセス権を変更してしまった可能性があります。ファイルのアクセス権を元に戻した後に再度処理を実行してください。

  • ほかのアプリケーションで、ファイルやディレクトリーを参照しています。
    ほかのアプリケーションを終了した後に再度処理を実行してください。

  • ディスクが破損しています。
    ディスクが破損しているため、ファイルまたはディレクトリーへのアクセスに失敗している可能性があります。ディスクのチェックを行ってください。

  • 他の処理と競合しています。
    他の処理との競合により一時的にディスクにアクセスできない状態になっていた可能性があります。再度処理を実行してください。


ERROR: WSC04121: Specified web application does not exist: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:Webアプリケーション名

[意味]

wscadmin delete-application-refサブコマンドで連携解除しようとしたWebアプリケーションは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webアプリケーションを確認してください。


ERROR: WSC04122: A web application of the same name already exists on another GlassFish Server cluster: In order to add a web application of the same name, a different virtual host must be used: GlassFish Server cluster name={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

同じ名前のWebアプリケーションが他のGlassFish Serverクラスターに配備されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

アプリケーション名を変更してから配備しなおしてください。
同じアプリケーション名を使用したい場合は、GlassFish Serverクラスターが使用するバーチャルホストを変更した後、再度、配備してください。

  • WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを同じマシンで運用する場合
    asadmin create-virtual-host-refサブコマンドでバーチャルホストを変更してください。

  • WebサーバーとGlassFish Serverクラスターを別のマシンで運用する場合
    wscadmin add-virtual-host-refサブコマンドでバーチャルホストを変更してください。

Jakarta EEのStateless Session Bean形式のWebサービスアプリケーションの場合は、Webサービスのエンドポイントに使用されるクラス/インターフェイスの名前または@WebService.serviceNameの値を変更してください。


ERROR: WSC04127: Invalid debug setting: Choose either true, or false: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定された値

[意味]

指定された値が不正です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

「true」または「false」を指定してください。


ERROR: WSC04132: Web application is currently deployed on the specified Virtual host: Please retry the operation after undeploying the web application: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定されたバーチャルホスト

[意味]

指定されたバーチャルホストにはWebアプリケーションが配備済みです。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下のどちらかの対処を行ってください。

  • WebアプリケーションをGlassFish Serverクラスターから配備解除して、再度バーチャルホスト削除処理を実行してください。

  • GlassFish Serverクラスターの設定でバーチャルホストの設定をはずしてください。


ERROR: WSC04148: Error in virtual host of the specified web server: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:Webサーバーのバーチャルホスト名

[意味]

指定されたWebサーバーのバーチャルホストに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

バーチャルホスト名を確認してください。


ERROR: WSC04150: Error in specified web application name: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:Webアプリケーション名
GlassFish ServerクラスターにJakarta EEのStateless Session Bean形式のWebサービスアプリケーションが配備されている場合、WebサービスのURLに使用されるコンテキストルートから先頭の'/'を除いた名前が可変情報のWebアプリケーション名として使用されます。

[意味]

指定されたWebアプリケーション名に誤りがあります。
Webアプリケーション名は、以下の命名規約に従って指定してください。

  • 64文字以内であること(先頭の'/'を除く)

  • 以下の文字だけで構成されていること
    英数字、'-'、'.'、'_'、'$'、'/'

  • '.'を使用する場合は、他の文字と一緒に使用されていること

なお、'/'をWebアプリケーション名の先頭に指定した場合は、'/'を取り除いた値がWebアプリケーション名として使用されます。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

Webアプリケーション名を確認してください。
Jakarta EEのStateless Session Bean形式のWebサービスアプリケーションの場合は、Webサービスのエンドポイントに使用されるクラス/インターフェイスの名前または@WebService.serviceNameの値を変更してください。


ERROR: WSC04178: The value specified to be a Monitoring Method is invalid: Choose either port, or none: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定された故障監視方式

[意味]

故障監視方式に指定された値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい値を指定してください。


ERROR: WSC04179: The value specified for check interval is invalid: Specify a value from 1 to 99999: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定された故障監視間隔

[意味]

故障監視間隔に指定された値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

1から99999の範囲内で指定してください。


ERROR: WSC04181: The value specified to be a Retry Count is invalid: Value must be within the range 0 to 99999: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定された故障時のリトライ回数

[意味]

故障時のリトライ回数に指定された値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

0から99999の範囲内で指定してください。


ERROR: WSC04185: Error in specified servlet container identifier: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

指定されたGlassFish Serverインスタンス名に誤りがあります。
GlassFish Serverインスタンス名の命名規約に従って指定してください。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンス名を確認してください。


ERROR: WSC04195: The value specified for GlassFish Server cluster name is invalid: Specified value={0}

[可変情報]

{0}:指定された値

[意味]

GlassFish Serverクラスター名に指定された値が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverクラスター名の命名規約に従って指定してください。

詳細は「10.15 wscadmin」の「注意事項」を参照してください。


ERROR: WSC04199: Unknown error occurred: {0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

  • 詳細情報{0}が「Failed to allocate memory.」の場合
    メモリ不足です。

  • 詳細情報{0}がその他の場合
    何らかのエラーが発生しています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

  • 詳細情報{0}が「Failed to allocate memory.」の場合
    メモリが十分であるか、確認してください。他アプリケーションを停止するなどして、マシンの負荷を軽減させてください。

  • 詳細情報{0}がその他の場合
    iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。