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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.17 wscrestore

名前

wscrestore  -  Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産のリストア

形式

wscrestore -d directory [-h host_table]

機能説明

Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産をリストアします。

オプション

オプション名

説明

-d

Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産をバックアップしたディレクトリー名を絶対パスで指定します。
指定したディレクトリーが存在しない場合、またはディレクトリーでない場合、コマンドの実行は失敗し、資材はリストアされません。

-h

リストア時にGlassFish ServerクラスターのIPアドレスを変更する必要があるとき、変更前と変更後のIPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定することにより、リストア処理時に自動的にGlassFish ServerクラスターのIPアドレスを変換することができます。

IPアドレスの記述形式

(変更前のIPアドレス) > (変更後のIPアドレス) [(GlassFish Serverクラスター名)]
(変更前のIPアドレス) > (変更後のIPアドレス) [(GlassFish Serverクラスター名)]

:

  • #から始まる行はコメント行として扱われます。

  • 行頭/行末の空白は無視されます。

  • 複数設定時は、行末に改行区切りを入れてください。

IPアドレスを以下のように変換する場合

  • 変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”

  • 変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”、変換対象GlassFish Serverクラスター:“Cluster001”

    192.168.0.1 > 192.168.0.3
    192.168.0.2 > 192.168.0.4 Cluster001

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例


Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産を「X:\Backup」ディレクトリーからリストアします。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscrestore -d X:\Backup


Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産を「/backup」ディレクトリーからリストアします。

/opt/FJSVwsc/bin/wscrestore -d /backup