10.8.3 updateサブコマンド

形式

(1) パスワードの更新
imqusermgr update -u username -p newpassword [-f] [-i broker instance]

(2) ユーザーのアクティブ状態の更新
imqusermgr update -u username -a activestate [-f] [-i broker instance]

(3) パスワードとユーザーのアクティブ状態の更新
imqusermgr update -u username -p newpassword -a activestate [-f] [-i broker instance]

機能説明

作成済みのユーザー情報を更新します。更新可能な情報は、設定したパスワードとユーザーのアクティブ状態の両方、またはいずれかとなります。

オプション

オプション名	説明
-u	更新するユーザー名を指定します。
-p	新しいパスワードを指定します。
-a	ユーザーのアクティブ状態を指定します。非アクティブな状態とすると、ユーザーが新規に接続できなくなります。 true: アクティブ状態にします。 false: 非アクティブ状態にします。
-f	更新確認をユーザーに問い合わせません。
-i	操作対象のメッセージブローカインスタンスを指定します。省略値は、「imqbroker」です。

戻り値

0: 正常終了
0以外: 異常終了

使用例

以下のように実行します。
作成済みのユーザー情報を更新してもよいかが確認されます。更新してもよい場合は、「y」を入力します。

C:\Interstage\glassfish5\mq\bin\imqusermgr update -u test -a false
User repository for broker instance: imqbroker
Are you sure you want to update user test? (y/n)[n] y
User test successfully updated.

/opt/FJSViaps/glassfish5/mq/bin/imqusermgr update -u test -a false
User repository for broker instance: imqbroker
Are you sure you want to update user test? (y/n)[n] y
User test successfully updated.

パスワードを変更する場合、以下のようなシェルスクリプトを作成して実行することで、historyコマンド上に本コマンドの履歴が表示されなくなります。

#!/bin/sh
/opt/FJSViaps/glassfish5/mq/bin/imqusermgr update -u ユーザー名 -p パスワード -f