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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

6.20 ロケールの設定

Java VM、javac、native2asciiなどのツールは、ロケールの設定に基づいて動作します。Jakarta EEアプリケーションも同様にロケールの設定に基づいて動作します。
注) ロケール(Locale)は、共有する言語や文化に依存する様々な属性をひとまとめにして定義しています。

ロケールの設定方法について以下に説明します。

[コントロールパネル]の[地域]でロケールを設定します。
注) Windows Server 2016の場合の説明です。使用するOSにより操作方法は異なる場合があります。

環境変数LANGにロケールを設定します。

コード系

ロケール

EUC

Ja
ja_JP.eucJP

シフトJIS

ja.JP.PCK

UTF-8

ja_JP.UTF-8

ロケールの変更

ロケールを変更する場合は、以下を実施してください。

  1. 配備済みのアプリケーションを配備解除します。

  2. 運用資産格納ディレクトリー配下にお客様が独自にファイルを配置し、そのファイル名がマルチバイト文字を含む場合は、ファイルを退避してください。

  3. ロケールを設定します。

  4. 手順2で退避したファイルを復元します。このとき、ファイル名のエンコードは、変更後のロケールに合わせてください。

  5. 手順1で配備解除したアプリケーションを配備しなおしてください。