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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

5.2.5 権限と認証ユーザー

GlassFishで提供するすべての操作の実行権限、認証ユーザーの詳細を以下に示します。

操作

OSのユーザーの権限

ログイン認証のユーザー

コマンドの実行権限(1)

PCMIサービスの起動

OSのシステム管理者

運用ユーザー

認証なし

PCMIサービスの停止

OSのシステム管理者

運用ユーザー

認証なし

PCMIサービスの状態の表示

  • pcmistat

OSのシステム管理者

運用ユーザー

認証なし

PCMIサービスで監視しているプロセスの状態表示

  • pcmilistprocesses

OSのシステム管理者

運用ユーザー

認証なし

運用ユーザーの指定

  • ijsetoperatoridコマンド

OSのシステム管理者

認証なし

GlassFishの運用資産のバックアップ

  • ijbackupコマンド

OSのシステム管理者

認証なし

GlassFishの運用資産のリストア

  • ijrestoreコマンド

OSのシステム管理者

認証なし

asadminコマンド

DASの起動

  • start-domain

OSのシステム管理者

運用ユーザー(2)

認証なし

DASの停止

  • stop-domain

OSのシステム管理者

運用ユーザー(2)

認証なし

マスターパスワードの変更

  • change-master-password

OSのシステム管理者

運用ユーザー(2)

認証なし

その他

OSのシステム管理者

運用ユーザー(2)

コマンド実行時に指定したユーザー(3)

Webサーバーコネクタの管理

  • wscadmin

OSのシステム管理者

Interstage運用グループのユーザー

認証なし

Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産のバックアップ

  • wscbackupコマンド

OSのシステム管理者

認証なし

Webサーバーコネクタ(Interstage HTTP Server 2.4用)の運用資産のリストア

  • wscrestoreコマンド

OSのシステム管理者

認証なし

アプリケーションクライアントコンテナの起動

  • appclient

一般ユーザー

認証なし

メッセージブローカの資材作成・削除および起動

  • imqbrokerd

OSのシステム管理者

認証なし

メッセージブローカの管理

  • imqcmd

OSのシステム管理者

メッセージブローカの管理者ユーザー

メッセージプロバイダに接続可能なユーザー情報の管理

  • imqusermgr

OSのシステム管理者

認証なし

WSDLファイルからJAX-WSサービスに必要な資材の生成

  • wsimport

一般ユーザー

認証なし

注意

1)

一般ユーザーと記載のある操作は、OSのシステム管理者でも実行可能です。

一般ユーザーと記載のある操作は、運用ユーザーまたはOSのシステム管理者でも実行可能です。また、運用ユーザーと記載のある操作は、OSのシステム管理者でも実行可能です。

2

運用ユーザーにOSのシステム管理者以外のユーザーが設定されている場合、OSのシステム管理者はasadminコマンドを実行できません。

3

asadminコマンド実行時の認証ユーザーを指定してください。詳細については、「5.2.7.1 asadminコマンドのログイン認証」を参照してください。