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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.7.5 Webサーバーコネクタの故障監視の運用準備

Webサーバーコネクタの故障監視を使用する場合には、故障監視機能の設定が必要です。

設定項目

以下の設定項目があります。

項目名

意味

故障監視方式

以下のいずれかの監視方法を選択します。

  • 使用しない
    故障監視機能を使用しません。

  • ポート監視
    GlassFish Serverクラスターを運用しているWebコンテナの稼働状況をconnectで行います。

故障監視間隔

ポート監視による稼働状況の監視を実施する間隔を設定します。

故障時のリトライ回数

GlassFish Serverクラスターを運用しているサーバーマシンにconnectを発行してから、応答待ち時間を超えても応答がなかった場合のリトライ回数を設定します。


運用準備

故障監視機能を使用する場合、wscadminコマンドのupdate-fault-monitor-configサブコマンドで設定をします。設定の変更を反映させるためには、Webサーバーを起動または再起動させてください。

故障監視を行うWebサーバー名がFJapache、故障監視方式にportを指定する場合

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin update-fault-monitor-config --method port --target FJapache

/opt/FJSVwsc/bin/wscadmin update-fault-monitor-config --method port --target FJapache

留意点

故障監視機能を使用する場合、下記の留意点があります。