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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.2 GlassFish Serverインスタンスの追加/削除

GlassFish Serverクラスターでアプリケーションを運用するためには、GlassFish Serverクラスターに対してGlassFish Serverインスタンスを追加する必要があります。
ここでは、GlassFish ServerクラスターにGlassFish Serverインスタンスを追加する方法について説明します。


GlassFish Serverインスタンスを追加する

定義済みのGlassFish Serverクラスターに対して、GlassFish Serverインスタンスを追加します。
この操作は、運用中のGlassFish Serverクラスターに対しても行うことができます。詳細は、「10.1.7.6 create-local-instanceサブコマンド」を参照してください。

ポート番号の自動採番

GlassFish Serverインスタンスを追加した際、設定で定義されているポート番号が他のインスタンスにより利用されている場合は、ポート番号が自動的に採番され()、GlassFish Serverインスタンスの定義にシステムプロパティが追加されます。システムプロパティ名、採番論理については、「8.8.1 定義時に利用できるプロパティ」を参照してください。

操作方法の詳細については、以下を参照してください。

注)GlassFish Serverインスタンスのポート番号は、例えばHTTPリスナーのポート番号の場合、ネットワーク設定の定義項目の「ポート番号」が"${HTTP_LISTENER_PORT}"のように定義済みシステムプロパティの場合に自動採番されます。インスタンスごとにポート番号を変更したい場合は、「付録D ポート番号」を参照してください。

GlassFish Serverインスタンスの削除

GlassFish ServerクラスターのGlassFish Serverインスタンスを個別に削除することができます。
GlassFish Serverクラスターが運用中であってもこの操作を実行できますが、削除対象のGlassFish Serverインスタンスについては事前に停止操作を行う必要があります。
なお、配下のすべてのGlassFish Serverインスタンスを削除した場合、GlassFish Serverクラスターを起動することはできません。
操作方法の詳細については、以下を参照してください。