GlassFish ServerクラスターにGlassFish Serverインスタンスを2つ以上登録している場合、一部のGlassFish ServerインスタンスだけでGlassFish Serverクラスターを運用できます。この状態を「縮退運用状態」と呼びます。
縮退運用状態となる契機
GlassFish Serverクラスターは、以下の場合に縮退運用状態となります。
プロセス異常終了時の自動再起動が失敗した場合 (注)
一部のGlassFish Serverインスタンスの停止操作をした場合
運用状態のGlassFish ServerクラスターにGlassFish Serverインスタンスを追加した場合
注）自動再起動失敗によりGlassFish Serverクラスター配下のすべてのGlassFish Serverインスタンスが停止した場合、GlassFish Serverクラスターが異常終了して停止状態となります。
縮退運用状態からの復元
GlassFish Serverクラスター／GlassFish Serverインスタンスの起動操作により、GlassFish Serverクラスターを縮退運用状態から運用状態へ復元できます。
GlassFish Serverクラスターの状態遷移
GlassFish Serverクラスターの状態遷移を以下に示します。
注1）GlassFish Serverクラスターに登録されているすべてのGlassFish Serverインスタンスの起動が成功した場合
注2）GlassFish Serverクラスターに登録されているGlassFish Serverインスタンスのうち、一部だけの起動が成功した場合
注3）操作／処理完了後、GlassFish Serverクラスターに登録されているすべてのGlassFish Serverインスタンスが停止した場合
注4）操作／処理完了後、GlassFish Serverクラスターに登録されているGlassFish Serverインスタンスの一部が起動している場合
注5）操作／処理完了後、GlassFish Serverクラスターに登録されているすべてのGlassFish Serverインスタンスが起動している場合
