NCLS-ADMIN-00010について
インストールにおいて、内部処理で実行されるkeytoolコマンドが処理に時間を要することで、運用管理操作のSSL通信で使用する証明書が不正な状態になる場合があります。この場合、asadminコマンドを実行すると、NCLS-ADMIN-00010が出力されます。
「asdaminコマンド実行時、メッセージNCLS-ADMIN-00010が出力される場合」を参照して、対処してください。
Ctrl+Cの入力について
サブコマンド実行時でユーザーまたはパスワードの問い合わせがあったときに、Ctrl+Cを入力した場合、java.lang.NullPointerExceptionが発生することがあります。そのため、ユーザーまたはパスワードの問い合わせがあった場合、Ctrl+Cを入力しないでください。
また、動作不定となるため、asadminコマンドの実行中にCtrl+Cの操作を行わないでください。
マルチバイト文字の利用について
定義項目の値にマルチバイト文字を含めることはできません。
asadminサブコマンドによる定義更新について
asadminサブコマンドにより定義更新を行う場合、GlassFish Serverインスタンスの起動状態やtargetオプションの指定にかかわらず、同期化対象のGlassFish Serverインスタンス分のサブコマンド実行結果が出力されることがあります。
サブコマンド実行結果
サブコマンド実行時、同期化対象のGlassFish Serverインスタンスが起動している場合、以下のメッセージが出力されます。
GlassFish Serverインスタンス名: コマンド実行結果 |
サブコマンド実行時において、同期化対象のGlassFish Serverインスタンスが起動していない場合、かつGlassFish Serverインスタンスが一度でも起動されたことがある場合、以下のメッセージが出力されます。次回起動時に同期化が行われるため対処の必要ありません。
WARNING: Instance GlassFish Serverインスタンス名 seems to be offline; command コマンド名 was not replicated to that instance |
注意
サブコマンド実行時、同期化対象のGlassFish Serverインスタンスが起動していない場合、かつGlassFish Serverインスタンスが一度も起動されたことがない場合、メッセージは出力されません。次回起動時に同期化が行われるため対処の必要ありません。
一部のサブコマンドでは、上記に該当する場合でもメッセージが出力されない場合があります。
同期化対象
同期化対象は、サブコマンドの種類により、以下どちらかとなります。
GlassFishのすべてのGlassFish Serverインスタンス
「target」(または「オペランド」)に指定したGlassFish Serverインスタンスが属するGlassFish Serverクラスター内または指定したGlassFish Serverクラスター内の、すべてのGlassFish Serverインスタンス
asadminコマンドの競合操作について
asadminコマンドの競合操作は行わないでください。