cftool -r コマンドを実行した場合の例について説明します。
cftool -r コマンドを実行すると、ルートとルートの現在の状態が表示されます。
fuji2> cftool -r |
この例では、すべてのルートが UP 状態になっています。ルートが DOWN 状態の場合、上記のエラーログに該当するデバイスに関連するエラーメッセージが出力されるはずです。また、最低でもルートが停止していることを通知する CF エラーがエラーログに出力されます。
デバイスドライバから関連エラーが出力されない場合の診断手順を以下に示します。
ノードの最後のルートは DOWN 状態にはならずにUP 状態のままで、ソフトウェアがノードへのアクセスの試行を続けることができるようになっています。ノードがクラスタから離脱した場合または停止した場合、ルートテーブルにノードのエントリは残り、1 つのルートが UP のままになります。ノード状態を表示するコマンドは cftool -n です。以下にコマンドの実行例を示します。
fuji2> cftool -r |
注)Solaris の場合の表示例です、Linux の場合、"Os" には "Linux" が表示されます。