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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.7.3 RLP環境初期化時のBC管理DBのメディア障害

rdbbcinit コマンド実行中に、BC管理DBのメディア障害が発生したときのリカバリ手順を以下に示します。

操作の手順

両システム共通

  1. RLP環境の初期化コマンド失敗を確認します。RLP環境の初期化コマンド失敗を通知するメッセージと同時に出力されるメッセージから、BC 管理DB のRLP 管理オブジェクトのメディア障害を確認します。

    rdb: ERROR: qdg20611u:RLP管理オブジェクトの初期化に失敗しました
    rdb: ERROR: qdg20211u:rdbbcinitが異常終了しました 復帰コード -1
  2. rdbbcrlpコマンドを実行して、RLPの状態を確認します。

    $ rdbbcrlp -V -O -p RLP名

    終了オフラインでない場合は、rdbbcoffline コマンドを実行して、RLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP 名 -m term
  3. BC 管理DB のRLP 管理オブジェクトのデータベーススペースを格納していたディスクの交換など、ハードウェア製品のリカバリを行います。

  4. rdbbcinit コマンドのhオプションを再実行します。

    $ rdbbcinit -p RLP名 -h

注意

RLMまたはRLCが格納されているディスクを交換する場合は、RLPを再作成する必要があります。

参照

RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。