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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.3.6 RLPのオフライン処理時のRLC障害

RLPのオフライン処理時にRLC障害が発生した場合の運用手順について説明します。
RLPのオフライン処理時のRLC障害発生からのリカバリ操作の手順を以下に示します。

操作の手順

両システム共通

  1. RLP閉塞メッセージを確認します。なお、閉塞範囲は自システムのRLP環境です。

    rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'
  2. オフラインコマンドの失敗を確認します。

    rdb: ERROR: qdg20146u:RLPのオフライン処理が異常終了しました RLP名='RLP名' オフラインモード='オフラインモード'
  3. システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

  4. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  5. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLC障害の原因を調査します。RLC障害の原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  6. 以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。

    • RLP環境の初期化

    • RLPの再作成

ポイント

  • 終了オフライン処理時にRLC障害が発生した場合、再び終了オフラインを実行する必要はありません。

  • RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。

参照