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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.2.9 Symfoware Server停止時のRLM障害

Symfoware Serverの停止時に、RLM障害が発生した場合の運用手順について説明します。
Symfoware Serverの停止時のRLM障害発生からのリカバリ操作の手順を以下に示します。

操作の手順

両システム共通

  1. RLP閉塞メッセージを確認します。

    rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'
  2. システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

  3. Symfoware Serverの停止を確認します。

  4. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLM障害の原因を調査します。RLM障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  5. 以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。

    • RLP環境の初期化

    • RLPの再作成

ポイント

  • Symfoware Server停止時にRLPをオフラインにしなかった場合、次回のSymfoware Server起動時にRLPはオンラインになります。Symfoware Server停止時にRLPをオフラインにしなかった場合にSymfoware Server停止時にRLM障害を検出します。

  • RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。

参照