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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

5.2.1 RLM作成時のRLM障害

rdbbcrlmコマンドのGオプション実行時に、ディスク障害などでRLM障害が発生すると、rdbbcrlmコマンドは失敗します。
RLM障害発生からのリカバリ操作の手順を以下に示します。

操作の手順

両システム共通

  1. RLM障害を通知するメッセージまたはrdbbcrlmコマンドの終了ステータスで、rdbbcrlmコマンドの失敗を確認します。

  2. RLM障害を通知するメッセージで通知されたデバイスの情報から、障害原因の調査を行います。障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  3. ACMのswsrpstatコマンドを実行し、障害発生ボリュームの等価性コピー実行状態を確認します。

  4. ACMのswsrpcancelコマンドを実行し、障害発生ボリュームの等価性コピーを解除します。

  5. rdbbcrlmコマンドを実行し、RLMを再作成します。

    $ rdbbcrlm -G -p RLP名
             -WS 自側送信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
             -WR 自側受信用RLMのローデバイス名,ブロックデバイス名
             -TS 相手側送信用RLMのブロックデバイス名
             -TR 相手側受信用RLMのブロックデバイス名
             -t RERUNログのログ転送方式
            [-g ロググループ名]

参照

ACMのswsrpstatコマンドおよびswsrpcancelコマンドの詳細については“Eternus SF AdvancedCopy Manager運用手引書”または“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド”を参照してください。