マスタ暗号化キーは、それぞれのシステムで、異なるタイミングで変更を行うことができます。
マスタ暗号化キーの変更方法の手順を以下に示します。
複写元システムのマスタ暗号化キーを変更する場合
切り替えオフラインによりセンタ切り替えを実施してから、Symfoware Serverを停止し、マスタ暗号化キーの変更を実施します。
変更が完了したら、Symfoware Serverの起動、BC管理DBのメモリ常駐を実施した後、RLPをオンラインにしてください。
複写先システムのマスタ暗号化キーを変更する場合
Symfoware Serverの停止により複写先システムの運用を一時停止してから、マスタ暗号化キーの変更を実施します。
変更が完了したら、Symfoware Serverの起動、BC管理DBのメモリ常駐を実施してください。
注意
複写先システムの停止により、RERUNログの抽出・反映処理を実施しない状態が継続して空きのRLCファイルがなくなると、RERUNログ未抽出のRLCファイルが循環使用されます。RERUNログ未抽出のRLCファイルを循環使用した場合の操作については“5.18.1.2 未抽出のRLCファイルが循環使用された場合”を参照してください。
参照
切り替えオフラインによるセンタ切り替えの手順については“1.4.1 保守運用”を参照してください。
マスタ暗号キーの変更については“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。
Symfoware Serverの起動および停止については“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。
BC管理DBのメモリ常駐については“2.1.2 BC管理DBのメモリ常駐”を参照してください。