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Symfoware Active DB GuardV12.6.0 運用ガイド
FUJITSU Software

2.1.3 RLPのオンライン

前回のSymfoware Server停止時に、rdbbcofflineコマンドのm suspendオプションまたはm switchオプションでRLPをオフラインにした場合、rdbbconlineコマンドを実行してRLPをオンラインにします。

前回のSymfoware Server停止時に、センタ切り替えを目的としてrdbbcofflineコマンドのm switchオプションでRLPをオフラインにした場合は、前回複写元システムだったシステムを複写先システムとして、また前回複写先システムだったシステムを複写元システムとして指定し、RLPをオンラインにします。

複写元システム

rdbbconlineコマンドを実行して、RLPをオンラインにします。

$ rdbbconline -p RLP名 -m capture

複写先システム

rdbbconlineコマンドを実行して、RLPをオンラインにします。

$ rdbbconline -p RLP名 -m reflect

注意

  • データベースを更新した利用者アプリケーションが存在する場合や、RDBコマンドによるデータベースの更新中、データベースの定義操作中などは、RLPのオンラインはできません。データベースの更新およびデータベースの定義操作については“4.4 データベースの定義操作”および“4.5 データベースの運用操作”を参照してください。

  • rdbbconlineコマンドのmオプションに、両システムとも同じモードのオンラインを指定してコマンドを実行した場合は、バックアップセンタ運用が不可となります。この場合はRLPの再作成が必要です。RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。

ポイント

RLPの状態は、基本的に両システムで同じ状態にする必要があります。