ファイルシステムの再作成を行う場合、mkfs_sfcfs(1M) を使用します。mkfs_sfcfs(1M) の -o force オプションを使用することにより、ファイルシステムを削除せずに以前の構成のまま、ファイルシステムを再作成することができます。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のどれかのノードで行います。
参照
mkfs_sfcfs(1M) のオプションの詳細については、本書の mkfs_sfcfs(1M) を参照してください。
以下に、mkfs_sfcfs(1M) によるシングルパーティション構成のファイルシステム再作成の例を示します。
# mkfs -F sfcfs -o force,node=mikan,karin /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 <Enter> 代表パーティション (メタデータ、ログ、データ): /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 共用するホスト : mikan, karin プライマリMDS : mikan セカンダリMDS : karin |
注意
ファイルシステムの再作成では、旧ファイルシステムのデータは削除されます。必要に応じてバックアップを採取してください。