管理パーティションの作成、および、構成ノード情報の登録は、GFS 運用管理ビューの [操作]:[管理パーティション操作]:[作成] から行います。
図8.3 管理パーティション作成ウィザード(1)
[管理パーティション作成ウィザード(1)] では、管理パーティションとして使用するパーティションを選択します。
[候補パーティション] には、管理パーティションの作成を実行しているノードで共用している、管理パーティションとして使用可能なパーティションが表示されます。管理パーティションとして使用するパーティションを選択すると、<次へ> ボタンが選択可能になります。
管理パーティションとして使用するパーティションを [候補パーティション] から選択後、<次へ> ボタンをクリックすると、[管理パーティション作成ウィザード(2)] に進みます。
管理パーティションの作成を中断する場合は、<中止> ボタンをクリックしてください。
選択状態をデフォルトに戻す場合は、<リセット> ボタンをクリックしてください。
注意
管理パーティションの作成を行うには sfcfrmd デーモンが停止している必要があります。
注意
すでに管理パーティションとして使用しているパーティションを、GFS 運用管理ビューから初期化することはできません。sfcsetup(1M) で行ってください。詳細については、本書の“9.2.2 管理パーティションの初期化”を参照してください。
図8.4 管理パーティション作成ウィザード(2)
[管理パーティション作成ウィザード(2)] では、[管理パーティション作成ウィザード(1)] で選択した管理パーティションに登録するノードを選択します。
[ノード名] には [管理パーティション作成ウィザード(1)] で管理パーティションとして選択した GDS の論理ボリュームが属するディスククラスのスコープ範囲に設定されているノードが表示されます。デフォルトでは、すべてのノードの [選択] がチェックされています。
注意
運用管理ビューの起動時に表示されるノード選択画面で、接続するノードとして指定したノードは、必ず管理パーティションに登録する必要があります。そのため、[選択] のチェックを解除することはできません。
管理パーティションの作成を中断する場合は、<中止> ボタンをクリックしてください。
[選択] の状態を変更後、選択状態をデフォルトに戻す場合は、<リセット> ボタンをクリックしてください。
管理パーティションとして作成するパーティションを選択する画面に戻る場合は、<戻る> ボタンをクリックしてください。
管理パーティションに登録するノードの [選択] のチェック状態を確認し、<作成> ボタンをクリックすると以下の確認メッセージが表示されます。
表示された確認メッセージで <いいえ> ボタンをクリックすると、処理を中断します。
<はい> ボタンをクリックすると、管理パーティションの作成を開始します。管理パーティション作成が開始されると、中断することはできません。
管理パーティションの作成完了後、管理パーティションに登録したノードで sfcfrmd デーモンの起動を行います。
以下のメッセージが表示され、管理パーティション作成が完了します。