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PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.6
FUJITSU Software

4.3.2 ノードレイアウト

  GFS 共用ファイルシステムでは、1つのファイルシステムを最大 2 ノードまで同時に共用できます。

  ファイルシステムのメタデータを管理する MDS が動作するノードがダウンしても、ファイルシステムの処理は継続できます。このような運用を行うためには、MDS を動作させるノードを 2つ選択し、プライマリ MDS を動作させたいノードをプライマリ MDS ノード、セカンダリ MDS を動作させたいノードはセカンダリ MDS ノードとして設定します。

参照

  MDS ノードの設定による影響の詳細については、本書の“3.1 MDS ダウンリカバリ”を参照してください。

  本書の“4.3.1 ファイルシステムオペレーションとシステム負荷の影響”で説明したように、以下のことを考慮する必要があります。

注意

  MDS は、ファイルシステムを共用する全ノードからの要求を受け付けて、メタデータの更新処理を行います。このため、MDS が動作する可能性のある MDS ノードには、少なくとも 2つ以上の CPU を搭載してください。

注意

  セカンダリ MDS が起動される場合、プライマリ MDS の起動の待ち合わせを行うため、起動に時間がかかる場合があります。